くもりときどき ななばあば

将来の自立のために、今私に何かできることがあるかな

ニュージーランドのランゲージウィーク Language Week in New Zealand

 


○ランゲージウィーク

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各期間、ひとつの言語に光を当て、言語やそれを醸成してきた文化、コミュニティを大切にしようというような活動の一環で、まちの図書館では期間ごとに趣向を凝らし、その言語を育んだ国や地域や民族の理解を助ける文献や展示は目を引く。


大平洋島嶼担当省?サイトによると、2010年のサモア ランゲージ ウィークから始まり(大平洋島嶼)ランゲージ ウィークは今年で11年目とのこと。

 


大平洋島嶼国や地域の活動が盛んな印象があるが、マオリ語、手話、そして現在では中国語も対象言語になっている。

 


○2020年 ランゲージ ウィーク スケジュール

今年のランゲージウィークはコロナによる影響で残念ながら実施されなかったものもある。。

 

-ロツマ語ウィーク(フィジー)

  Rotuma Language Week: 5/10〜5/16


-サモア語ウィーク

  Samoa Language Week: 5/24〜5/30


-キリバス語ウィーク

  Kiribati Language Week: 7/12〜7/18


-ラロトンガ語ウィーク(クック諸島ニュージーランド自治領)

  Cook Islands Language Week: 8/2〜8/8


-トンガ語ウィーク

  Tonga Language Week: 9/6〜9/ 12


-マオリ語ウィーク

  Maori Language Week: 9/13〜9/19


-中国語ウィーク

  Chinese Language Week: 9/20〜9/26


-手話ウィーク

  Sign Language Week: 9/21〜9/27


-ツバル語ウィーク

  Tuvalu Language Week: 9/27〜10/3


-フィジー語ウィーク

  Fijian Language Week: 10/4〜10/10


-ニウエ語ウィーク

  Niue Language Week: 10/18〜10/24


-トケラウ語ウィーク(ニュージーランド領)

  Tokelau Language Week: 10/25〜10/31

 

 

 

ロツマ語やキリバス語ウィークは特に今年初お見えだったから参加してみたかった。

 

来年はコトが治ってますようにー。

 

 

○この国の特色

 

世界各国から人を引き寄せるニュージーランド

太平洋島嶼国や地域のエスニシティ、言語、文化のおかげで、

ニュージーランドは他のいわゆる欧米諸国とはまたちょっとちがう、

色とりどりの多民族国家を形成していると思う。

 

この国の多様性の許容によって

食費、住居費、電気料金などなどの経済的な条件とは別として、

人々の居心地のよさを実現してきている。と思う。

 

 

ニュージーランド公用語と制定年

 
ニュージーランドが定めている公用語

-英語

-マオリ語:1987年

-手話:2006年(世界初)

の3つ。

 

 

こちらに住む立場としては、

このうちの何でもよいから問題なくコミュニケーションがとれる水準に達したい。。

 

 


ちなみに現在コロナの件で首相会見などが開かれるときには、いまや世界標準だと思うが、ニュージーランドでも必ず手話通訳者が伴う。

 

 


公用語マオリ語  

ニュージーランド入国管理局サイトによると、

1840年ワイタンギ条約が締結されたとき、ビクトリア女王は、マオリ語は守られるべきと述べたというが、数年経つともう拡まることはなかったという。

1940年代には子どもたちは英語で学ぶことが多くなり、マオリ語が衰退の一途をたどっていた。

1970年代にはマオリ語が絶滅の危機に瀕し、それを食い止めようと学校やメディアで多く取り上げられるような試みがなされ始めた。

 

 

政府の歴史サイトによると、

マオリ語ランゲージウィークが始まったのは1975年という。

サモア語ランゲージウィークよりも遥か昔からあったのだった。


マオリ語復興運動が始まって半世紀近く経つ現在では、

13万人がなんらかのマオリ語を話すことができるようになっているという。

 


○今週はマオリ語ウィーク

 

子どもの通うプレスクールでも月曜日から金曜日までマオリ語を一つずつ習ったよう。

 


Kia Ora!=おめでとう!こんにちは!ありがとう!(オールマイティの挨拶)

wai=水

kai=食べ物

tapu=お腹

Ka pai! = Well done! = いいねよくやった!

 

 

マオリ語を日々の生活でところどころはさむように使えるようになるとカッコいい。

憧れる。

 

プレスクールからのお知らせも、

いくつかの広告も、

 

電車の案内放送も、

当たり前のようにマオリ語を使う。

 

マオリ語ウィークになってからは

ラジオのニュースを読み上げるアナウンサーたちも

(きっとテレビも)

冒頭の挨拶でマオリ語を使う。

 

○言語って?ってこれまで考えたことがなかった

 

言葉は伝承していくことで残る。

意識していないと、

言葉を使わなくなり言葉を忘れていく。

 

多数決で多い方に合わせる、その方が効率がいい、

そういう考え方は後々窮屈になるし反発を招くことにもなるだろう。

 

言葉が生まれた背景や歴史は

他の言葉で補えないことが多いかもしれない。

抽象的なことや

目に見えないエネルギーのようなもの、

大切にしてきたものほど

その元々の言葉なくして表しがたい、

他の言葉に置き換えが効かないものかもしれない。

 

 

マオリ語復興運動に始まったといえるランゲージウィーク、

この国ニュージーランドの多文化に対する姿勢を示していると思う。

 

そしてそれがこの国のひとつの"売り"、セールスポイントになっている。と思う。

 

 
プレスクールやプライマリースクールからのアンケートに

"英語を日常生活でどれだけ使っているか"

という質問がある。

 

家では日本語です。

とためらいながら書いたら

 

"英語を家で使わないでください"

と強く言われた。

 

プレスクールでは4歳になる頃まで、

日本語を使う生徒は他に居ないのに

日本語の先生(日本語が話せるイギリスの先生)が1、2週間に1度日本語を教えにきていた。

 

子どもは特別扱いされてるみたいなのが嫌だったようで

"日本語は使いたくない"

と逆に話していた。。

子どもとしては英語に慣れたいときだったみたいだったー。

 

 

プレスクールでは子どもたちがみんなでマオリ語の手遊び歌を歌うようで、

ちゃんと歌えてるかどうかはともかく、

うちに帰ってきてから披露してくれる。

 

英語よりむしろマオリ語は自信を持って歌えてる感じ。

マオリ語の母音a、e、i、o、uに日本語と似てるところを見出しているのか。

英語に比べたら発音しやすいのかもしれない。

 

子どもにはマオリ語を会話の中で使えるようになってほしい。

 

 

幼い頃から

できるだけいろんな文化、

できるだけいろんな人たちと過ごすことで、

 

子どもたちがこれから

より居心地よい、

より協力し合える社会を作っていってほしいー。

 

 

それにしてもプレスクールの子どもたちを見ていて
語学は若ければ若いだけ吸収が早いなあー、

うらやましいわー、

と思うのだった。。

 

 

 

ところで、

マオリ語の単語は日本語の単語に似てる、

もしかして派生が同じなのでは?

と仮説を立てている。。

 

いや単に響きや意味が似てる、ということなんですが。。


今後のブログ記事でとりあげたいです。

 

 

読んでいただきありがとうございました。

またどうぞお立ち寄りください。

 

 

 

○今日の反省


ブログ記事になんでもかんでも書き足すのは

読みづらいし、

書いていて収拾がつかないー。

アップするまでに時間がかかる。。

構想を立ててから文章を載せていくのがいいのだろう。

わかっちゃいるんだがー。


気をつけますー。

マスクを作り続けるか何か他のことを始めるか

 

マスクを作った。

 


Facebookで出品してみた。

 


その反応をみてみる。

 


今日は少しマスクから離れよう。

 

 

 

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○今年に入ってからの試行錯誤

 


これまで多少なりともニュージーランド社会保障の恩恵を受けていた、そしてコロナ時代に入り現在も受け続けているその御恩は、何時ぞやかにいかなるかたちでも返さないとならないと常々考えている。

 

 

 

しかしどうやって納税者になれるか。 

 

コロナ時代に敢えて高く目標を設定するなら、どうやって高額納税者になれるのか。

 

ちょうど今日9月9日に与党労働党の税制改革案が発表されたようだ。

https://www.labour.org.nz/tax

税制改革では、納税者の上位2%の18万ドル稼ぐ個人所得に最高税率39%が課せられる予定とのこと。

 

野党国民党の税制改革は後日発表予定。

 

最高税率変更の心配でもしてみたいものである。

 

 

家族の支援を受けられず育児に家事に時間がかかる現状、収入を得る方法とは何か。

 

 

何かを待っていても、

時代が変わるのを待っていても、

何も変わらない。

 


考えるだけで行動に移さないのは、

何も始まらない。

 

 

 

コロナとは何かというのもわからない、今思えばとても平和だった今年の始め、今自分に何ができるかと模索し始めた。

 


YouTubeチャンネル開設

 


結構簡単だというので、まずは見様見真似でYouTubeをやってみようと思った。

 


"ななばあばのよみきかせチャンネル"開設

ななばあばのよみきかせチャンネル - YouTube

 

ちなみに同じ名前のチャンネルがもう一つあるが、それはチャンネル開設して間もなく乗っ取られ登録電話番号が変更されてそのままである。。

 


知識を何も持たずに始めて早々、絵本や児童書などにある著作権で心折れそうになった。。

著作権など問題にならない分野の開拓を目指した。

 


当初から読み聞かせていない中途半端な状態が続き、現在は休眠状態。。

 

こういう人知らぬチャンネルもあるのだと、よかったら見てみてください。。

 

 

○ブログ開設


今年に入るか入らないかぐらいから悩まされてきたシラミとのたたかい、その経験の一部始終をムダにはできない、需要がないかもしれないが世間の誰かのためになればと、ブログを始めたいと思うようになった。


しかしながら書くものなど今のところシラミ以外にないがブログを始めていいものか、と考えた。

 

 

○コロナで感じたこと考えたこと

 

そこにコロナが日本上陸、ニュージーランドに居ても対岸の火事ではなかった。祖国である日本に住んでいない分、余計に心配になった。

 

 

情報を集めることにネットをこれまで以上に利用しようと思った。それは2011年の東日本大震災のときのような心境だった。

 

 

 

東京オリンピックが開催されるはずの2020年、コロナで一転、これからどうなるのだろうと、やり場のない不安に覆われそうになりながらも、それまで自分から進んでしていなかった情報集めで少しでも不安解消を試みた。 

 

 

 

自分の興味関心ことではなかったのだが、まず、東京ガールズコレクションの無観客開催に衝撃を受けた。

開催するのに無観客にしなければならない状況とはなんだろう。。

 

 

 

なんか、

きっと、

これから変わる、

変わらざるを得ない。

 

 

 

 

今まで当たり前だったことが、残念ながらそうでなくなる時代に変わるような気がした。

 


そう感じた。

瞬時に。

 


何かが変わる、その必要に迫られていると感じた。

 


だけどどのように変わる必要があるのか、わからなかった。

やっぱり不安を感じた。

 

 

 

不安をかき消すかのように、ブログの記事を紡ぎ始めた。

慣れないから自分の思うように書けない。

それでもいいと記事をアップしていた。

 

 

 

そのうちいつの間にかニュージーランドにコロナ上陸。。

 

 

 

 


コロナはどこか地球上にあったものだろう。どこか他の惑星からきたわけではない。

 

 

 

なのに今までのウイルスとは違う前代未聞の性質によって、国が、個人が、封じ込めるのに手こずる。

 


不安な非日常が日常となり、穏やかな日常がコロナ時代では手に入りづらい貴重なものとなっていった。

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かき消せない日常の不安をどうにか客観視してブログにおとしこむ、

それを毎日やっていったら、不思議なことに書きたいことがいろいろと出てきた。

 


そして不安なりに毎日を大事に過ごすようになると、

ちょっとした視点の違いで物事がよりよく見えるように思えたり、

新しいことでもないのに新鮮な驚きがあったり、

毎日ちょっとした面白い発見があったり、

自分から何かを探そうという意欲が湧いてきたりと、

ブログをやっていて(未だ数ヶ月だけれど)よかったと実感できた。

 

 

 

 


最初のロックダウンが解除されてからは、リアルライフの充実に時間を費やしていた。

ブログを書く手を休めて貴重な日常を取り戻すがごとく、更に日々を大事に過ごしていた。

 

 

 ○YouTubeチャンネル開設2

そして、

期せずして、  

 


かましめだが日常風景の一部だった野鳥のプケコファミリーの大きな変化がきっかけで、 

その日常に、

より目が離せなくなった。  

 

 

 

雛プケコを育てる親プケコたちの姿に感動した。

親子とは何かと、プケコファミリーを観ながら追体験しているのかもしれない。

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プケコの動画がたまりにたまって、プケコを知らない人たちにもお披露目をしてみようと思った。

 


そして

"ローカルプケコ!チャンネル"開設

 

www.youtube.com

先ほどのチャンネルよりも更新する頻度は高いかと思う。


動画作りが楽しいと思った。

プケコという鳥の動画なのに。


始めるひと月前には想像もつかなかったことだ。

 

よかったらチャンネル登録お願いします。

 


○楽あれば苦ありの通信事情

 

3月下旬から思い切って導入したブロードバンド、それまでの通信会社提供の"2時間フリーデータ"(夏季限定?)の利用に比べると、コストは高いが時間を気にせずインターネットを使いたいときに使えて格段に楽になった。

 


しかし、4月中旬にはWi-Fiの不具合が起き始め、都度その対応に追われた。

 


もしかしてだけれど、Wi-Fi接続時の問題だっだから自宅近辺からのハッキング、クラッキングだったのかと考える。プケコチャンネルのやっかみではないたろう。それは脆弱性を狙ったものだった。


問題とは結局、インターネットの際の、要はWi-FiルーターやらセキュリティソフトやらWindowsやらの設定の甘さによるものだった。

 

15年も家にパソコンを置いてない状態から、いきなりインターネットを活用しようだなんて100年早かったというぐらい、初期設定のままよく3ヶ月ほど使っていたなと思う。

 


その間、Windowsパソコンのログインができなくなって修理屋さんに依頼したり、 iPhoneが意図せぬ動きをするようになってリセットを立て続けに2度行う必要があったりと、

やりたいことがたくさんあるのに何も手が付けられない日々が続いた。

 

 

こういうことが起きると、それまでやっていたことのルーティンが崩れ、問題の対応に追われて、結局いろいろなやる気が失せてしまいがちになると思った。

 


この国に貢献できるような納税者になるための道、せめてまず自立した生活を営むための道は、この頃かすみ始めていた。

 

 

 

将来の自立のためにつながることを、いろいろ始めてみた、つもりだった。

真似事でいくつか始めてみた、つもりだった。

 

 

 

そしてWi-Fiトラブルに加え、最初のロックダウンが解除された後にリアルライフがいそがしくなったのをいいことに、何かいろいろ始めたのを忘れがちになった。 

 

 

 

ちょっと待った、

何か始めていたんだった。

 


Wi-Fiトラブルにお疲れ気味、

それでも今なにができるだろうと疑問を投げかけ続けてみた。

 

 

 

 


何か違うことをやってみなくては。

 

 

 

○ブログでのアフェリエイト

 


シラミ対策を普及させるために軽い気持ちで始めたブログだった。

 


実家には開けっぴろげにシラミについて相談したりしたが、

"戦中戦後か"的な受け取られ方や、

"あんたがズボラだから"風な印象を与えて、

違う意味での心配を多少なりともかけていた。

途中からは"シラミがまだいるの?"と半ば呆れられた。

 


需要が限りなくないかもしれない。

だけどシラミの知識ゼロから模索し続けた日々が続いて、それを綴った記事が誰かの何かの役に少しでも立てたら、うれしい。

 

 

 

シラミがきっかけで始めたブログで、収益を目指すこともできることを知った。

 

 

 

 


アフェリエイト

10年ぐらい前にそういうのがあると聞いたことがあった。

 


文章を書くのが得意な人ならいい。

 


当時、自分向きじゃないなと思った記憶がある。

 


現在のブログ記事も、

私のように書きたいことを一度にたくさん書いたりして、

話のテーマがあっち行ってこっち行って、というような文章を書くようでは、

人に商品をおすすめなんてできないだろうな、とつくづく思う。

 

 

 

そして私自身アフェリエイト広告をあんまりクリックしない。

 


コロナが顕在化するようになってからは、広告をヘタにクリックしてフィッシング詐欺やらスパムやら呼び込みかねないように注意しながら、優良なジャーナリズムのサイトを支える意味でクリックすることはある。

 

 

 

広告をクリックしないと言った私だが、実はときにクリックしてしまうこともあるわけで、記憶に新しいところでは美白クリームを思わず買ったことがあった。

あれはどういった広告だったのか、今はちょっと思い出せないが、確か美白に効く成分をググって調べていくうちに、いつのまにか買っていた。。

 

 

 

自立を目指す私としては、

やっぱりブログで収益化がのぞめたらそりゃうれしい。

 


Googleアドセンス

 
ブログを始めた頃にはアフェリエイトについて全く知らなかったが、有力なものの一つに、Googleがブログの読者の検索履歴などから、その人に合った広告を自動で載せることができるGoogleアドセンスという仕組みがあるという。

 


自分が閲覧するWEBページに、それまでにネットショッピングで検索した商品が出てくるような広告だが、私なんか最初のうちは誰かが検索してるのをどこかで見ていて、"どうしてもその商品を買わせたいのかな"、なんて思った。"インターネットそこまでするか"と思ったものである。

 

 

 

今度は自分のブログにその仕組みを取り入れるには、ブログを審査に通さなくてはいけないという。誰も彼もGoogleの広告を載せることはできない。広告の場を与える?Googleとしては、内容の良いウェブサイトに広告を載せたいということだろう。

 


さらに、仮にGoogleの広告を載せることができるようになったといっても、検索エンジンでブログができるだけ上位で紹介されないと、広告をクリックしてくれる確率も格段に下がる。

 


そして検索エンジンでどういったウェブページを上位に載せるかといった方針?は、何ヶ月かに一度見直されるという。

 

 

 

うーん、敷居が高い。

ブログを続けていって挑戦する意味はあると思うけれど。

 

 

 

○各種アフェリエイト

 


Googleアドセンス広告が出現する前から存在していたアフェリエイト広告会社もいくつかあるようだ。

そこが紹介してくれる案件から自分のブログ記事にあったものを選び、広告主に申請して、承諾されて連携できるようになったら、広告リンクをブログ記事に貼ることができる。

 


私もいくつか試してみた。

 

 

 

リンクをいきなり貼っても、ブログ記事を読みに来ただけのつもりの読者がクリックしてくれる確率は、ことごとく低いとは思う。

 


最近知ったのだが、インターネットを見るのにインターネット広告をわずらわしいと思う人たちが、非表示にするような設定やアプリなどを導入しているらしい。

私もiPhoneリセットの前に試したことがあるが、確かに見た目すっきりとしてよかったと記憶する。

 

 

 

そこでブログ記事の一番最後に"アフェリエイトコーナー"と銘打って、そのとき私が気に入った商品やブログ記事に関連した商品を載せるようにした。

 


そういうブログを今のところ見たことがないから、我ながら斬新なアイデアだと思った。

 

 

 

広告によって異なるが、クリックだけで何円か、購入までこぎつけたら購入金額の何%か、収益として得られる。

 


読者にとってみれば、探す手間が省けるかもしれない。だからブログに載せる側としては、できるだけ良質の商品を選ぶ必要がある。

 

 

 

それでも良質のブログ記事、検索結果の上位化?、良質な商品広告の選定など、うーん、これも敷居が高い。

 

 

 

○マスクの製作販売   

 


将来の自立のためにつながる何かを考えて、敷居の高さにひるみ始めていた頃、ニュージーランドオークランドではコロナ患者がゼロの日が100日続いて、もしかして今何か学び直して仕事に就ける準備をしておこうかと思っていた。

 


無料で受講できるクラスがいくつかあって、その中から選び8月中旬に始まる予定だった。

 

 

 

 

その日が突然きた。

 


出どころ不明のコロナ新規感染者が出て、

首相会見があって、

昨日の今日で再ロックダウンに入ったオークランド

 


公共交通機関のマスク着用義務化も決まった。

 


インターネット上での経済的自立の試みに旨みを感じていなかった私は即、マスク用の生地やゴム紐を購入、半年ぶりにミシンを踏んでいた。

 

 

 

20何枚か一気に作ったけど、どうやって人に紹介できるか、そこでも試行錯誤だった。

 


お金を払って広告を出してみた。

 


無料で広告を出してみた。

 


会う人たちに聞いてみた。

 


1週間前には想像もしていなかったことを、またしてもやっている。

 


手作りマスクはどういう販売チャネルがあるか、などと考えたこともなかった。

 

 

 

販売を試みて2週間が経ち、配った数が販売数を遥かに上回っているが、今のところ口コミ販売が一番いい。

価格設定は迷うところだったが、洗えるマスクをお手軽に買ってもらって普及させるのにちょうどいい値段だったようだ。本当はあと2ドルほど上乗せしたいところだ。材料費を入れずに、時給換算にして12〜13ドルとニュージーランド最低賃金18.90ドルを大幅に下回る。

 

www.employment.govt.nz

 

 

 

そして現在、オークランドの市中感染者は確実に減ってきている。

それは喜ばしいことだ。

 

 

 

だがそこで、マスクを作り続けるかどうか迷っている。

洗える布マスクはある程度行き渡ったら需要が減る。

 

 

 

マスク作りを本業にはできないかなと思った。

 

 


○これからの時代にあったものは

 


マスク作りの合間にいろいろと調べている。

 

 

 

実は1990年代後半からメールマガジンのサービスが始まってからいくつも購読し始めて一時はそれでメールが溜まりにたまった状態になったものだった。

そのうちのほとんどは、いつの間にかに配信が終了していたり、読まなくなってこちらから配信解除をしたりしていた。

 


それでも私が唯一読み続けているメルマガがある。

配信を読まなくてもまたいつか読むかもしれないとそれだけ残してあった。

 


"毎日1分!英字新聞"を知っている人はいるだろうか。どのぐらいの発行部数なのかはわからない。現在ではメールでなくLINEで配信されている。

 


時事英語がよくわからないそのコンプレックスで読み始めて、ニュージーランドに移り住むようになってからも英語がわからないなりに、新聞に使われる英単語になるほどと感心したり、単に日本語訳を読みその時々の日本の、世界のニュースを垣間見ることができる。

 


実はコロナ関連記事を初めて読んだのが、この"毎日1分!英字新聞"だった。。

 

 

 

そこに何気なく紹介されていた無料動画が今は気になっている。

https://www.ijk14.net/af/click.pl?i=12000135&u=10002327

 

きっとブログでも、このプロジェクトで紹介されているいくつかのことも、要は頻繁にアップロードすることなんだろう。継続は力なり。

 

 
再ロックダウン中に受講開始のはずだった無料クラスが受けられない今、しばらくマスクの売れ行きを見ながらこれからの方向性を探ろうと思う。

 

 

マスク増産の反動で、今日のブログ記事は膨らんでしまった。。

 

ご覧くださりありがとうございました。またどうぞ見に来てくださいー。

 

 

世の中いろんな人が居るなあ、と思っていただければと思います、はい。

 

マスクその後

 


○結局のところ

販売を試みている手作りマスクだが、販売商戦のピークは過ぎたように思われる今日この頃である。

 

というのも
ニュージーランドヘラルドの8月30日の記事に、1時間にマスク50枚を販売できたのはなぜか?というのがあったのを今日になって見つけた。。

公共交通機関でのマスク着用義務化が発表された日の記事である。

 

www.nzherald.co.nz


有料会員になっていないので読みきれてない(。。)が、記事タイトルからして、マスク売りどき第一波はとっくに過ぎたのだろうと推測する。

 


ちなみにコロナ時代、在宅勤務が増えたり、経済全般が縮小したりして、新聞や雑誌の売り上げが以前ほどではないかもしれない。

コロナ時代は、しかし彼らのジャーナリズムでそこんところどうなの事情が明らかになったりする。

ニュージーランド政府は情報を開示してくれるほうだと思うが、情報媒体にも引き続き頑張ってもらう意味で、スマホやパソコンに悪さするスパムには気をつけながら、なるべく広告をクリックしようと心がけている。

 

広告クリックより有料会員になってプレミアム記事もどんどん読んでみればいいかなとも思うが、今はマスク製作で読んでいられないかなー。

有料会員は最初の8週間は確か週1.5ドルで、その後週5ドルになるのだが、そのぐらいの情報に対する投資はケチらない私でありたいー。

その反面、売れるかどうかわからないマスク製作のための布に150ドルをかける私であったー。せめて有効に使いたいー。

 


ところで先の記事のマスクだが、写真を見ると手作り品のようー。

来たるべき日のために作りためていたのかー。

先見の明に脱帽である。。

 

 

 

○そういえば世間の風潮に流されていた


マスクアレルギーの人たちが多いように思える中、私なんて自分のマスクを作るだけで、人のために作って販売するというのを考えることもなかったー。 

 


いや、少し商機を見出そうとはしたが、社会のマスク嫌いの風潮を肌で感じて、それが全てと思い、勘違いして、マスクをビジネスにつなげようという考えを払拭した。

 


8月に入る頃にはコロナ警戒レベル1の自由な日常生活に慣れてきていたから、

もしかしてマスクが本当に必要だったのかな?

手洗いやソーシャルディスタンスだけでよかったらたのかな?

と思い始めていたりもした。

 


○アンチマスクが主流であったとしても


マスクを買いたい人たち、必要性を見出している人たちは、政府の発表を待たずにさっさとマスクを作り続け、あるいはさっさとネットで購入していただろうなと思う。

 

 


自分で作って売ろうとは、

さらさら思っていなかった。

 

 

先日の公共交通機関でのマスク着用義務化の公式発表を受けてからやっと、

キウイのためのマスクとはどんなものなんだろう、

本格的に作ってみよう、

と決意したんだった。

 


○マスク製作の意味


2日間で20数枚のマスクを作ったところで、はてさてどうしよう?とTwitterで聞いてみたところ

"医療機関や学校などがマスクの寄付を募っている"

という情報を得た。

 


情報ありがとう、

と言ってみたものの、自立を目指している身としては無償提供は渋るところである。

 

 

確かに、

マスクを寄付した結果、喜んでもらえるだろう。


確かに、

コロナによる経済の影響を多少なりとも受けている今、

経済活動の停滞の長期化が予想されている今、

マスクを買うお金がない、

"余計なもの"にお金をかけたくない、

という場合も少なくない。

 


しかし、

こちらも生活者、

公的給金に頼らざるを得ない状況下ではあるが、だからこそ自立を目指している。

 

 


コミュニティに貢献しながら対価を受け取る。

 


わるくないんじゃないか。。

 

 

 

コロナ時代にマスク制作で生計が立てられたらうれしい。

マスクで稼げればうれしい。

あの新聞記事に出ていた方のようにー。

 


先発隊のマスクが世に拡がってから不謹慎かもしれないが、

コロナ封じを願いつつ、

マスクで一儲けをしたい。。

 

 

 

ん?それは可能だろうかー。

 


布のマスクは繰り返し使えるというのが良いところ、消耗品ではない。

ある程度消費者に行き渡ったら需要が減るのは目に見えている。

 

 

 

今がその状況かー。。

 

 

 

それでも作ったマスクをどうにかしなければならない。。

 

 

 

○マスク販売でやってみたこと


まずはFacebookで家から半径3キロメートルまでの人たちに1日3ドルをかけて広告を出してみた。

それも広告をどう活用するかわからないのにもかかわらず、である。

見切り発車というやつかー。

 


2日間続けてみると、2500人に広告が届き、うち8人がクリックしたという結果を得た。わずか0.3パーセントのクリックしか得られなかった。

 


時期を逸しているのかなと思った。

 


広告を出すなら、思わずクリックしたくなるような興味が湧くような商品の写真や説明であるべきだった。

 

 

 

次に、

懲りずに

同じくFacebookマーケットプレイスに登録して出品してみた。無料である。

 


初めての出品に、商品の写真をップロードするのを忘れた。

出品のキモであろうに。

あわててコメント欄に写真を載せた。 

 


2時間で9人がクリック。 

私と同じように、マスクを作っている人たち(同業者)がクリックすることも多いのだろうと推測する。

 


値段設定は

Large :$11 each→$20 for 2

Medium :$6 each→$10 for 2

 


既存のマスクよりも魅力的な値付けをしてみた。

2枚でいくら、という販売スタイルは今までなかったようだ。

1枚でも割引をするつもりではあるがー。

 


市場荒らしのように見られたら嫌だが、こちらだってずっと増産体制?を続けられるわけではない。

 


新参者ができるだけ価格を抑えて、布マスク買いたいー、というお客様に売りたいのだ。

時に寄付するより値下げして販売できればいいー。

 


○マスク製作その後


販売にはつながらない状況でもマスクを作り続けた。

 


9月7日時点で制作したマスクは合わせて41枚、

うち

知っているお店の店員さんに3枚、

見ず知らずのバスの乗客に3枚、

友人に4枚、

ご近所に5枚、

以前世話になったボランティア団体に6枚、

あわせて21枚はすでに無償提供していた。

 


んー慈善事業。。

 

 

 

今日はサンプル品としてあと7枚ほど持ち歩いていた。

 

 

 

よく立ち寄るOPショップを通りかかる。

寄付により集まった品物に手ごろな価格をつけて販売して、その売り上げを老人介護施設などの運営費に回したりしているようだ。

子供服、おもちゃ、食器、本、DVDなどをいつも安価で購入させてもらっている。

 

気づけばいつの間にか7枚のマスクを渡していた。

 


 

聞けば御老人に配布するマスクの寄付を呼びかけているという、

ショップで販売するのでなく配布したいとのことだった。

 


マスクが本当に必要な人たちがまだたくさんいるー。

 

 

 

○マスク製作のこれから

 


マスクがオークランドのコロナを封じ込めるのに、コロナ時代の日常生活を再開させるのに、微力ながら役に立てればうれしい。

 

 

 

とは言うものの、マスクという商品のデザインや品質が向上すればビジネスにもきっとなり得る。

 

 

 


私に足りなかったのは信念かもしれない。

 


マスクは必要になる、

コロナが簡単に治療可能になるまではー。

世の中におしゃれなマスクがあってもいいー。

つけ心地いいマスクがあるといいー。

 


と思い続けられる信念、それがあることで今やるべきことがはっきりしてくる。

 


それでも、先日のように寝食を忘れてまで取り組むことではない。

 


まずは自分が健康を維持する上で、周りのことをよく考えることができる。

 


時間が空いたらマスクを作ろう。

 

 

 

売れたらうれしい、

売れなかったらどんどん寄付していこう。

 


今日寄付したときに手持ちのマスクがゼロになったら、実はとてもすっきりしたのだ。。

 


手持ちのマスクがあると、どう販売しようかと考えることもいそがしく、気が休まらなかった。

 

 

 

ニュージーランドならではの布マスクのカタチ

 


布マスクのお手入れ方法がみんなわかれば、不織布マスクを卒業する人たちも居るかもしれない。

 

不織布マスクは世界的な需要に増産体制を整えできていると思うが、ニュージーランドでは使用後の不織布マスクはランドフィル、埋め立てられるのだろう。

 

想像すると、土に還らない不織布マスクが何十年何百年と在り続ける。

もしかしたら島国であるから海に流出しないとも限らない。

 

どのようにケアすればいいのかを調べて、寄付マスクと一緒に提供できれば、ひいては社会に持続可能な布マスクが拡がるんではなかろうか。

 


いや、

この期に及んで?

バンタナとかスカーフとか、

マスクだけにこだわらなくてもいいとは思うがー。

 

 

そして
コロナ予防のためには口や鼻を覆えるものを持ってるだけじゃなく、

持ってるから安心などというのではなく、

 


どう付ければいいのか、

どう外せばいいのか、

それを毎日どう手入れしていけばいいのか、

 


というのが結局大切なんだろうなーと思う。

 


そしてなんてったって手洗いー。

子どもが作るクッキーをランチにする件

 

○マスク作りに駆り立てられている


今年3月のロックダウンが始まる前に、衛生用品をミシンで製作して販売するという目論見は泡と化した。。

 

しかし、

ポスト再ロックダウンを見据え、

衛生用品のために準備しておいた綿100%フランネルの生地に遂にハサミを入れ、マスクに使ってみた。

肌触りが心地よい。

マスクアレルギーの人たちにも受け入れられるかもしれないー。

 

○商売のヒント?


試作品を友人にプレゼントしたら、就学前の子どもが家の中でずっとマスクを付けているという。

お世辞でもうれしいー。

 

まあ、外で付けたマスクなら、家に帰ってからもずっと付け続けるというのは、いかがなものかー。

 

だが、

世の中にはコロナの前線に立ち、日々ことに当たる人たちが居る。

別に居を構えたり、

テントを張ったり、

車で寝泊りしたりして

家族も守る。

 

また、

いわゆるエッセンシャルワーカーかどうかは関係なく、

普通に生活をしていて外で拾ってしまう状況、

家で拡がってしまう状況を

再ロックダウン期間中の集団感染ルートを知るにつれ、避けられるなら避けたい、避けさせたいと願う。

 

 

安らぎの場であるはずの家が、更なる神経を使わなければならない場所になってしまうこともある。

 

外向けだけでなく家向け?のマスクを追求するようにもなった。

 

 

○この作業好きかもー

 

生地はもとより、

付けたくなるデザイン、

耳あたりのいい紐、

効率的な作り方手順、

などなど

もちろん機能性も考える。

 

考えたものを形にしていくのが楽しいかもしれないー。

 

ニュージーランドの物流事情一例


8月30日に公共交通機関でのマスク着用義務化のアナウンスがあった後、

表地となる布、

裏地となるフランネル以外の布、

そして販売するにはゴワつきが気にはなるが一般的なゴム紐、

これらが必要になるだろうと手芸店のウェブサイトで登録して購入した。この手芸店は実店舗を全国展開している。

 

注文しやすかった。

 

この国のウェブサイトは2000年頃、2008年頃に比べて格段に使い易くなったなあと感じる。(こんな時間の隔たりがあれば、どの国でもそうかー。)

 

ゴム紐は注文したいものの第一希望、第二希望が売り切れていた。

見るからにゴワつきがあるだろうちょっと幅広のゴム紐しかなかった。

 

 

その品物が3日間、4回に分けて到着した。

オークランドだけでなく、

ハミルトン、ネルソンからも商品が到着した。


-皆マスク製作を始めたのか、

-コロナにより国際的な物流が滞っていて全店舗を上げての販売体制になっているのか、

-その店がファーストインファーストアウト(マックバイトで習った、在庫を入荷した順に販売すること)を重じているのか、

-オークランドのみのコロナ警戒レベル引き上げにより売り上げに地域的な偏りがあるのを是正しているのか、

わからないが無事届けられた。

 


物流によって生活が支えられている。


日本のように翌日配送、なんてすごいサービスはないが、

ヒトが動けない分、モノが動いている(日曜日を除く?)。

 

 

ありがたい。

 

 

○手芸にハマり影響を受ける子ども

 

到着した布もあわせて組み合わせを考えるのも楽しいかもしれないー。

 

時間を忘れてマスク試作品を作る。

 

 

先日からの積み木ブームの子ども、前に比べたら複雑な積み木ハウスの建て方を試みていて、ありがたやーお互い集中してるー。

 


と思ったら飽きたのか、いつの間にかそばに来ていてミシンに興味津々である。

 


質問してくる。

 


教えたところでまた聞いてくるんだろがー、と思いながら適当な答えをしてしまう。

というかミシンは機械だから実はよくわからないのだよー、と内心こちらが質問したいわーと叫ぶ。

 


質問だけに留まらず、ミシンの動作が一番よく見えるところに移動してくる。

まとわりつきは今限定、とわかってはいる。が、ミシンを踏んでいるところに膝に座られたんじゃ心乱される。手元もゆがむ。

 

ほどかなくちゃなんないでしょー。 

 

 

 

お!

ランチを食べてないーっていうか作ってないー。

ごめんごめんー。

 

気分転換にランチタイムというのがある。 

 


○いそがしいときのランチは何がいいかなー

 


シリアル系は朝食べたし、

食パンは食べ切ったし、

スパゲティはフライパンと鍋を使うー。。

 


ってクッキーはどうかなー、と提案してみる。

 

クッキーかよ、と我ながら呆れる。。

これでも食育に力を注いできたのに、自分がマスクに集中したいからと、甘めの商品で誘導するー。

 

○クッキー作りは?

 

-時間消費型活動である

-手指を動かして頭を活性化させる(って時々思考停止な私がやったらーという感じ。。)

-創造力を磨き、ものづくりの楽しさを味わえる

-できたときの達成感が味わえる

-子どもが必要な脂質がとれる(とは言え程々に、特に大人は一緒になってバリバリ食べないようにしなくてはー。)

-腹持ちがいい

-香ばしい焼き上がりの時間が楽しみ

-オーブンの窓越しにクッキーの変化が見えて楽しい

 

と、いいことづくめー。(もちろん後から考えましたがー。)

 

 

おやおや、

今度はミシンそっちのけでクッキーの型を取りに行くねー。

いいねいいねー。

それじゃあ今日は特別かわいい粘土の型もクッキーに使わせて進ぜようー。

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やる気満々な視線を感じながら、手早くクッキー種を作る。

 

前は重さをいちいち想定してたけど、近頃もっぱら目分量だ。

-パンを作るときと

-粉ミルクを溶くとき、

-漬物つけるとき(渋いー。こう見えて?時々漬けるのだった。)だけは、

ちゃんと測定する。

 


-薄力粉、

-ベーキングパウダー、

-砂糖、

-卵、

-バターをボールの中でまとめていくー。

 

今回は生姜の粉を入れる。

 

小麦粉かオリーブオイル、ココナツオイルで固さ調整すると、どうにかそれらしいものが出来上がった。

 

目分量だとクックパッドに載せられいだろなー。

 

※後に探してみたらちゃんと分量が書いてあって簡単そうなものがあったのでご紹介します。

cookpad.com

 

ある程度まとめてから渡さないと、粉アンド油まみれのキッチンと化してしまい、それこそ時間消費型になっちまうー。

 

はい、それじゃよく捏ねてねー。

捏ね方がだんだんうまくなってきたー。

 

クッキーと粘土の型、そしてタネ半分をテーブルにのせて見守るー、じゃなく時々ちょっかい出しながらミシンを踏み続けた。

 

裏地がガーゼのマスク完成。

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マスクのつけ心地を左右するであろうゴム紐、もっと柔らかいものが入手できればいいなー。

 

更にマスク作りを続けるー。

 


子どもはクッキー作りに引き続き集中している。

 


時々泣き真似が入る。

うまくできないーとわめき出す。

 

そういうときは仕方なく粘土の型の使い方のデモンストレーションをして、使ってみたいと思わせる。

お客さん、これお買い得ですよ、

粘土だけじゃなくクッキーの型抜きにもなるんですー。

 


粘土の型を粘土だけに使うのもったいない。

クッキーの型を粘土遊びに使うのもまた可也。


面白さに目覚めたのか集中してきてご機嫌モードになる。

 

 

できたーー。

 

 

そおう、待ってね、

じゃ今日の分オーブンで焼こうー。


あれ、全部使っちゃったのかなー。

 

 

4歳児が集中しました。

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思った以上に型抜きがうまくできたねー。

わー出来上がるの楽しみだねー。

全部食べられないでしょ、半分こ、しようー。


って途中、子どもに投げてミシン動かしてたじゃんー。

少々渋る子ども。

 

働かざるもの食うべからずかーい。

3時過ぎてさすがにお腹が空いてきたのだよー。

 

 

 

クッキーの型抜きをやってもらったがいいが、これは逆にここからは油断できない。

 

前回みたいに、生焼けを恐れオーブンで再加熱してる間に焦げちゃった、ってことにならないようにしなくてはー。

 


オーブンが見えるところで遊びなさいー。

責任を与えてみる。

 

 

 

換気扇は回さないでおこう。

 

 

 


クッキーは色が付き始めるとあっという間、油断できないー。

 

 

 

200℃で10分ちょっとでオーブンを切って、後は余熱でいい感じにクッキーが焼けた。

 

ママー今日のクッキー黒くなくて美味しそうー。

 

 

そうだねー。。

 

ミシンも休ませようー。

 

 

 

手早く果物やら野菜やらチーズを切ってお皿に乗せて出来上がり。

おやつじゃん、ランチじゃなくー。

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いただきますー。 

 

 

子どもよランチを用意してくれてありがとう。

ご相伴に預かった。

 


甘さ控えめで美味しかったー。

堅めなのも幸いー。

 

クッキーランチありえるじゃんー。 

 

今度はアーモンドパウダーとか、

すりごまとか、

きな粉とか入れて、

お手製カロリーメイト風クッキー?ショートブレッド?でも作りますかー。

 

あ、粉っぽいと型抜きが簡単じゃないなー。

 

子どもに作らせるなら油脂たっぷり?なクッキーだなー。

ニュージーランドのバターはこれまた美味しいけど、私も食べたいから次回も風味づけにとどめておこうかなー。

 


ごちそうさまでしたー。

 

 

さすがに全部は食べられなかった。

残りは今後のおやつとして、空き容器に入れる子どもー。

そだねー

 

しっかり者でない母もあり得るかもしれない、今後の戦略としてはその路線でいこうかー。

 

って普通にしてていいんですから、いい母気取らなくていいんですからー。

 

その方が子どもはよりたくましく育つかもしれないー。

 

 

 

○ちょっと反省

 

ご飯は大切だねー。

 

楽しいから、楽だからと言って毎日ランチがクッキーになっては大変ー。。

まあそういうことはないと思うけどー。

 

夜はシーフード野菜炒め、ランチの反動で野菜をたくさん食べることができたねー。

 

 

近頃、いろいろやりたいことが多すぎて、空回りの日々が続いているー。

優先順位をつけてコトにあたろうー。

 

そしていろんなことが吸収できる子どもとも、いそがしくても日に何度か短時間でも集中して向き合わねばー。

 

マスク作りにはもうちょっとだけ集中させてねー。

マスクアレルギー解消できるマスク、おしゃれマスクを研究したいの今はー。

 

 

今は二十四節気でいうところの?バグの季節突入!Bugs in Auckland

 

 

オークランドは寒さが緩み始めてきた兆し 

 

ニュージーランドオークランド

日が延びてきた。

冬は朝8時でも日が出ていなかったが、それが今は日の出がだんだんと早くなってきている。

 

晴れると澄みきった青空が見え、日差しが強さを増している。

 


雨が多く降る時期、雨季?を脱したのだろうか、

未だこの辺りは水不足なのに。。

 


植物は年間通して割と温暖で、ずっと咲いている花もあれば、このところの昼間の長さに反応してか一斉に芽吹き始めたりする草木もある。

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季節は巡り巡っている。

 


そして何だか虫たちも急に元気になってきたようだ。


いや、元気に違いない。。

 

 

二十四節気


二十四節気とは

"四季の変化を知り濃厚の目安とするため、太陽の運行に基づいて作られた中国古代の暦上の点"のことだという。("ダイソーミニ辞典シリーズ29 年中行事と歳時記"より)

 


二十四節気を初めて知ったのは大人になってからだった。


二十四節気の中のいくつかの言葉、立春春分夏至立秋秋分立冬冬至などは知っていた。

それが、子どもの早期教育教室に通うようになってからは曲に乗って諳んじることができるようになった。子どももつられて歌えるようになった。それがうれしかった。

 

 

 

二十四節気と同様に、季節の変化を表すものに七十二候があるという。

"中国の黄河流域地方の気候風土、動植物の生態を表したオリジナルがあり、それを、江戸時代以降、学者たちが日本の風土に合うように新しく作り換え(前述から引用)"たものだという。

 


6、7年前に東京の京橋を歩いていた時、歩道脇の花壇にそれぞれ七十二候の小さな立て札が一つずつ順番に立っていたのを見つけた。ちょっとした季節の変化を言い当てている言葉をひとつひとつ見て回りたい、そういう気持ちになった。

 

 

日本には春夏秋冬四季がある。 

季節を表す言葉とともに、ちょっとした季節の移ろいを感じとる感性が養われるのかもしれない。

 


○2020年春から始まる二十四節気


国立天文台のホームページ

https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/yoko/2020/rekiyou202.html

によると、2020年春から始まる二十四節気は次のとおり。


01.立春…2月4日

02.雨水…2月19日

03.啓蟄…3月5日

04.春分…3月20日

05.清明…4月4日

06.穀雨…4月19日

07.立夏…5月5日

08.小満…5月20日

09.芒種…6月5日

10.夏至…6月21日

11.小暑…7月7日

12.大暑…7月22日

13.立秋…8月7日

14.処暑…8月23日

15.白露…9月7日

16.秋分…9月22日

17.寒露…10月8日

18.霜降…10月23日

19.立冬…11月7日

20.小雪…11月22日

21.大雪…12月7日

22.冬至…12月21日

23.小寒…1月6日ごろ

24.大寒…1月20日ごろ

 

 

ニュージーランドの気候


すっかり忘れてしまったが、中学の時に習った "ケッペンの気候区分ではニュージーランドのほぼ全土が西岸海洋性気候となる。北部は亜熱帯、南部は温帯で、比較的過ごしやすい気候となっている。"という。

https://www.traveltowns.jp/climate/newzealand/

 


ニュージーランドはよく

"一日の中に四季がある"と表現される。

一日の温暖差があるからうなずける。

 

そして年間を通してオークランドにも四季がある。東京に比べて時に穏やかな?気候だと感じる。

 


"穏やかな?"と書いたのは、

照りつける夏の太陽は比較にならないほど強いし、

台風でもないのに突如としてゲリラ豪雨的なものがあったりするからだ。

 


植物や動物はこの"穏やかな?"気候を享受しているように見える。

 


雨がまだ少し降る春先の今は、植物は日々目に見える変化を見せている。

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鳥たちや外に住む猫たちは、寒さの緩みにますます活発になっている。 

 

 


そして普段目に留まらないヤツらも。。

 

 

○9月に入ってからの確かな気配 


9月は春、と広く認識されているニュージーランド

 

そして、

今月に入って、

急に、

活発になってきたヤツらがどこかしらに居てる。。

 


ちょっとした芝生に踏み込んだ時、

お店で商品を選んでいる時、

ただそこら辺を歩いている時も、

 

急に、膝下や腕、耳!などがムズムズし始めるのだ。

 

 

 

そして家の中では、

おもちゃ付近にきっと居てる。。

 

 

 

○ヤツらとは? 


ノミ? 


ダニ?


シラミん?

 

痒みをもたらす虫、バグたちである。

 

 

ちゃんと目に見えるものなら良いのに。。

でもそれほど大きかったとしたら噛まれたらどんなに痒いんだろう。。

 


痒みをもたらすバグたちは、

まるでコロナのよう。。


だけど、

コロナのように対処が簡単ではない、わけではない。きっと。

 


だけど、この国の穏やかな気候がゆえに、

ムズムズとした違和感をどうにか追いやったり、

家の中がサッパリしたとしても、

再びどこかからもらってくる。。

 


ホントにヤツらはー。

 

 

○私なりのバグへの対策


今回2年目となるバグの季節、私は先手必勝で奴らに立ち向かうことにしている。


ニュージーランドのコロナ対策をヒントに、

まずは家の中にバグを入れない。

 


絶対に、


いや

できるだけ、


いや

なるべくー。

 

●特製スプレー

まずはバグを追い出すための特製スプレーを作る。 

材料は

-シトロネラオイル 適量

-ティートゥリーオイル 適量

-水 オイルと同量

これらをスプレー容器に入れて混ぜるだけ。

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●帰ってきたら

そのために玄関先では衣類をブラシで払う


先の特製オイルを髪の毛から腕、首元、背中、おへそ回り、足の付け根、膝下に軽くかけてできるだけ風に当たる。

 


家の中の玄関ドア付近や水回り入り口付近にはマットを敷いている。

そこには特性オイルはふりかけないようにして、虫たちがこぼれても、そこに生息することを促している。

 

●掃除


カーペットやソファーはこまめな掃除に限る。

充電式クリーナーがとても役に立つ。

 

時間が限られてる時は、掃除用特製スプレー(水の代わりに酢を使ったスプレー)を軽くかけてバグを移動させて、部分的に掃除する。

 

●お風呂


シャワーで洗い流すだけじゃなくて、ちゃんとスポンジや手でまんべんなく肌に触れるようにしてバグを洗い流している。つもりでいる。

 

水不足の今は大きめのバケツお風呂も気が引けるが、入れればお風呂に入ったほうがいい。

ティートゥリーエッセンシャルオイルをわずかに垂らすだけで効果があると思う。


上がり湯には1リットル弱のお湯にティートゥリーオイルを1〜2滴垂らしてよく混ぜ、髪の毛からつま先までかけることにしている。

 

●寝具


大家さんに確認して、寝具が軽く干せるように棒を下げているが、布団やシーツを毎朝かけて湿気をなるべく取るようにしている。

そして布団やシーツに裏表ブラシをかけるようにしている。

気になるときにはスペシャルオイルを軽く吹きかける。

天気が良いときには洗える寝具は迷わず熱湯に漬け置いてから洗う。 

 

●洗濯


お風呂に入る前、なるべく空のバスタブの中で衣類を脱ぐ

洗うものはすぐさまバケツに入れて、翌朝熱湯につけてしばらく置いてから洗う

 

●髪の毛


髪の毛はドライヤーでしっかりと乾かす

ドライヤーで飛び散った髪の毛などはできるだけ早くモップなどで拭き取る

シラミの痒みがある時は、毎日梳き櫛で髪をとかす。※よかったら前のブログ記事をご参照ください。


ドライヤーをかけた後、寝る前は特製オイルを髪の毛や手足に軽く振りかけるようにしている。

 

 

○バグ対策とコロナ対策


というのも

前回、非常に大変だったのである。。 

 


それは2020年を目前にした年末、こちらは夏真っ盛りの頃だった。

 


髪の毛のかゆみを放置して2週間ほどで、

夜、というか寝付くまでと

明け方、

尋常でないかゆみが出てきた。

 

髪の毛のかゆみは、ググった結果、連日の紫外線による地肌のダメージ?などと考えて、全然バグのことを考えたかなったのだ。。


その結果、何ヶ月ものあいだ、日々のシラミケアがとても大変だったから、今回はなるべく事前にそこまでひどくならないようにして、日々抑えることを目標にした。

 


私は普段、結構よく歩くほうだと思う。

 

体温が上がっていたり汗をかいたりするからか、

バグたちが何かを察知してすぐさま飛んでくる、

そう感じたこともあった。。

 


コロナ対策も大変。だけど

マスクして、

石鹸で手を洗って、

距離を保って、

コロナ追跡用アプリで記録する。

これでほぼ予防ができると言われている。

 


それに比べたら

バグ対策は、

そんなに簡単じゃない。。(あくまでもわたしの意見です。。)

 

 

 

もしかしてコロナ対策はバグ対策に比べたら簡単、

と思う人たちが結構居て、

この国はコロナの封じ込めを結構うまくやってきているのかな、

なーんていう素人の浅読みをしてみたりする。

 

 


○スーパーのおまけにもバグへの注意喚起がほのめかされている?

 


そう言えば、9月に入ったぐらいからスーパーマーケット大手のカウントダウンでは、買い物30ドルごとにトレーディングカードを配布するキャンペーンが始まっていた。

  

ちなみにそのスーパーマーケットでは昨年11月だったかに、スチール製ディズニーキャラクターのアルファベットチップを配布していた。

 

スーパーマーケットのおまけと言えども、素材は紙や鉄といった再生可能な材料を使っているのが印象的ー。

安易にプラスチックを使わない姿勢に感心する。

 

 


さてさて、トレーディングカードの名は

"Super Insects スゴい虫たち"

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こんなにも人間(少なくとも私)の生活を左右するなんて、

ホントに虫たちスゴいと思う。。

 


きっと虫眼鏡で見ても、見えるか見えないかわからないような、私たちに痒みを与えるようなバグたちは、おそらくこのカードのラインナップにはないんだろうなと想像する。

 


ゴキブリCockroachのカードがあったが、

痒みをもたらさないという意味で、

何とかわいく思えるのだろうー。。

 

 

 

○日本とニュージーランドの季節は今

 


二十四節気に戻って9月初旬を見てみると、

日本は立春から数えて15番目の白露、

 


ニュージーランドは北半球の日本と逆、正反対のの季節、ということは

同じく3番目の啓蟄

「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)。。

 

これから長いバグの季節かっ、

と覚悟した。

 

なかなか二十四節気は意外にもニュージーランドオークランドに当てはまるのかもしれない。検証していきたい。

 

○バグと社会

 

バグと共存共栄?じゃなかった、

なるべくバグとどっぷり共存するんじゃなく、

適当な距離を保って共存したい。

 

 

距離といえば今ではソーシャルディスタンス。

 

前回バグの季節には子どもとハグをするのを避けていたような気がする。

お互いにバグを行き来させないように。。

 

 

バグの季節はなにかと痒くなりがち。。

 

だけど

こういうご時世だからこそ、

今回バグの季節はできるだけ多くハグをしたい。

今ハグがとてもたいせつだと思うから。

 

 

 

バグが居て

もしかして対策を施されず痒がられ

家族間でさえ疎遠になるならば、

もしかしてバグの不可抗力な面があるのに責められ

心に見えない深いキズができてしまうならば、

社会との関わりで負い目があると感じるようになるならば、

精神的に疲弊してしまうだろう。

 

いや、より直接的に、

自分がどこでバグをもらったのかわからなくてイライラしたり、

自分の手に負えないほどの痒みになってしまい、どうしたらいいのかわからなくて、

精神的に疲れることもあるだろう。

 

 

精神疲労精神疾患の発端はそれぞれだろうが、

実はバグがそのうちの何割かの原因になっているんじゃないだろうか、

と考え始めている。

 

 

精神疾患は昨今、社会で取り上げられる問題になっているようだが、

ではバグは社会で扱われる類の事だろうか。

 

 

扱われてほしい。

 

 

社会が、メンタルプロブラムよりもまずはバグに面と向かってほしい。。

 

どうもバグはニュージーランドでも、タブー視されているきらいがある。

 

いやむしろ日本の方が意外と会話に出てくることもあるのではないか。

以下あり得そうな会話を考えてみる。

"うちの子なんか髪の毛痒がって診てもらったらシラミだったのよ"

"ウチも去年どこからかもらって大変だったの"

"あげちゃってないかしら、そしたらごめんなさいね"

"そんなのお互いさまよ、何が一番いいのかしらねえ"

こういう会話がちらほら上がりそうである。と勝手に思い込んでいる。

 

 

一方、ニュージーランド

移民も

キウイも

マオリ

きっと自分からバグの話は出したがらない。

 

多民族国家でいろんな価値観があっていい、というのが良いところ。

 

反面、

事あるごとに、エスニシティごとに構えるようなところもあると思う。

 

下手に話題に出してバグの発生源に思われたら示しがつかない、 

なーんて考えることが少なくないのかなと感じる。

 

 

 

バグが居て

もしかして喫煙して周りを燻してバグを追い払おうとする人たちも居るだろう。

もしかして家の中で痒がるよりは外の風に吹かれていたいという人たちも居るだろう。

 

 

バグが居て

痒いのが好きな人でない限り

生活の質は確実に下がる。

 

 

バグが多少の社会問題の発端となってるんじゃないかな。

 

 

社会としてバグの存在を認め

国を挙げてみんなができるバグ対策を公開してほしい。 

 

気候は場所にもよるが、一年中温暖なのである。

 

その点、日本は夏や冬が比較的はっきりと、

暑さ寒さがはっきりしているから、バグがここまで感じられなかったなかなかと思う。

(確かに湿気の多い季節に畳に座って痒みがあったなと思い出したが、あんなの大したことなかった。。)

 

念のため保健省のウェブサイトを見てみた。

 

あった、バグ関連情報。

 

Bed bugs | Ministry of Health NZ

Head lice | Ministry of Health NZ

 

うーん、南京虫でも毛じらみでもなさそうなこの季節のバグ、どういうバグなんだろー。

 

それにしても今回はなんだか早いなー、

12月頃からバグだと思っていたのにー。。

 

バグの考察は続くのかー。

 

しばらく向き合わねばならないー。

 

 

"なんだ、そんなところに住んでるんだー"と思った方、旅行中はきっとここまでバグは居てないと思います。何度かこの時期この国に居ますが、最初のうちはバグに気が付かなかったのです。

 

今コロナで大変な時期が続いていますが、この時期が明けてどこに旅行しようかなーとお考えのときは、このバグの記事に懲りずに、皆さん是非ニュージーランドをご検討ください!

 

そしてもしかしていつの日か、まさかの?バグに遭遇したら、この記事思い出していただければなと思います。

 

 

バグのことになるとチカラが入るので長く書いてしまいました。お読みくださりありがとうございます。またよかったら立ち寄ってみてくださいね!

 

 

キウイに最適なマスクを供給するミッション

 

8月31日と言うと

8月最終日は義務教育の夏休みの最終日で、休み前に出されたたくさんの宿題を仕上げた思い出がある。

24時間テレビを見てから夏休みの宿題の内容を確認するー。

放っておくと、

ドリル系は先に片付けるが、

読書感想文や自由研究などの大物課題は後回しにするタイプだったー。

 


今思えば、夏休みの課題の意味を見出そうとはせず、"とりあえず提出できればいいや"と考えていた節がある。

もっと主体的に課題に取り組めばよかったな、と今更ながら思う。


そういう8月31日は、大人になっても毎年、"課題を片付けなくちゃ"となんとなくソワソワする日である。

 

 

オークランドの新しいライフスタイル?


さて、首相会見でオークランドが翌日からコロナ警戒レベル2.5に(若干)引き下げると発表された8月30日、併せて公共交通機関でのマスク着用義務化にも触れられ、マスクはこれからの新しい日常の風景になるのかと思われた。

 

 


しかし、キウイというか欧米系の人たちはやっぱりマスクが嫌いみたい。

 

8月後半にはラジオ局がやたらマスクの話をリスナーに振って盛り上がっているように聴こえた。

MCも普通にtheir masks(奴らのするようなマスク)!と煽ったり、試したけどやっぱりムリ!と共感を求めたりして、アンチマスクは楽しそう。

それでも、少しずつではあるが海外の事例を聞き知って、"実はマスク、有効みたいだよ"と少数派が増えている感じ。

マスクには皆、一家言あるようだ。

 

だけどやっぱり根っからの?マスク派(ニュージーランドでは長いこと封印はしていた)としては、話の内容に

"あーやっぱりマスク好きじゃないのねー"

"マスクアレルギーなのかなー"

"それにしてもコロナを前にしてもマスク嫌いかー"

と、聞いていて正直お疲れる。

 

 


アーダーン首相直々にマスクをどのように作るかといった動画がアップされたが、わたしは "コロナを封じ込めながら、マスクをして日常生活を取り戻していこう"というメッセージとして受け取った。

 

 

 

価値観は人それぞれなんだろう。

 


 

だけど、

 


今回の相手はコロナだよー、

治療法やワクチン製造法が未だ確立されてないんでしょー、

ロックダウン反対って、日常生活を抑圧されたくないってのはよーくわかるけど、

マスクだけがコロナ対策じゃないけれども、

 


マスクやっておいた方がいいんじゃないかー

 

 

 

…と思えないのはどうしてだろう?

 

 

 

歴史的な背景か何かで顔がお互い見えないのが嫌なのか?

 


耳がゴム紐を引っ張って、高い鼻に圧力を感じると嫌なのか?

 


多く出回っている不織布マスクの肌触りが嫌なのか?

 


不織布マスクの使用後の後始末を考えると嫌なのか?

 


マスクを店で買うことが今までの価値観に反していて嫌なのか?

 


世に出回っているマスクのデザインや色が自分の好みと違い嫌なのか?

 

 

 

きっと、いろいろな理由がある。

 


皆それぞれ違う。

 

 

 

 


それでもコロナ時代に入ってしまったのだから、日常生活を皆で取り戻すためには"嫌だけど!マスクをしたほうがいいかもしれないー"というよな人たちが増えてくれると、安心できる人が増えるし、いわゆる三密状況では、手洗いなどとともに、マスク着用は着用していないときよりも予防という意味で効果が期待できるだろう。

 

 

 

中にはマスク着用を拒み、コロナ患者が増えても自分がコロナに罹っても気にしない、という輩が居るかもしれない??

きっと強靭な体力で健康体、世の中にあるそこら辺のものを容易に触りたがらない統制された家族と共に生活して、コロナ時代でも左右されない経済状況、逆に好機と捉えて食指が動いているような人たちー。

居るのか、いや居ないと思う。

 


コロナストレスが溜まっている上に、信条に反するマスクをするなんてーという人たち、

 


ロックダウン下の鎖国時代に戻せーという人たち、

 


わかる、うん。

 


それにやっぱりちょっと不安。

海外のコロナ事情を見れば更に深まる不安。

 

 

 

 


そうだ、キウイ好みのマスクを追求しよう

 

8月30日、31日は子どもの相手しながらミシンを踏んだ。

 


大きい人たちのマスクの型紙も作ってみた。

 

 

 

問題はマスクにつけるゴム紐が不足しているということ。

 


実は今年3月ロックダウンに入る前にわずかだが行きつけの手芸店で入手できたゴム紐をすぐに使い切ってしまった。

苦肉の策としてユニクロの化繊Tシャツに感謝して、ハサミを入れた。 

確かに伸びる。

耳あたりも良さそう。

 


が! 

その化繊は織り方によるのか、ポロポロと繊維が出るわ出るわー。

 


次に目が止まったのは、枕カバーの試作品に使ったexpandexイクスパンデックスという種類らしい布、横に縦にある程度伸びる化繊布。

1.5センチぐらい幅に切って使ってみると、なかなかいい感じ。肌触りもいい。

 


マスクの紐部分は、マスクの心地よさを重視する場合とても重要だと思った。

5ミリのゴム紐は少しゴワゴワする。

 

 

 

通常サイズ、スモールは16枚

大きいサイズ、ラージは11枚

 


作れた。

夜なべした。

"手袋編んでくれたー"♪ 思わず歌ってしまった。

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さあ、自立を目指すわたしとしてはハンドメイドマスクを販売につなげたいところ。

 


日本での先行事例では

手作りマスクは一般人が出品できるサイトでことごとく販売不可となったようだ。

理由としては手作りマスクは医療用マスクの要件を満たさないから?なのか。

 


Facebookでは当初販売を中止していたが、マスク供給がコロナ蔓延の速度に間に合わず、販売を急きょ許可したらしい。

 

 

 

どう販売しよう。

 


スモールは1枚5ドル×16枚=80ドル

ラージは1枚10ドル×11枚=110ドル

 


うーん、わるくない。

 

 

 

 


という今年の夏休み、いや冬休みのミッションは取り急ぎマスクを作り、とらぬマスクの皮算用をしたところでおつかれさまー。

コロナウイルス追跡調査アプリ@ニュージーランド をダウンロードしてみた感想

 

ニュージーランドのコロナ追跡アプリ

NZ COVID Tracerアプリは半年ほど前にニュージーランド保健省が作成したもので、当初プライバシーが脅かされるなんてことがラジオで話題にあがっていたようだったから、もしかしたらスマートフォンGPS機能か何かを使うものなのかと、わたしも導入を思い留まっていた。

 
しかし8月12日からの再ロックダウン宣言を受け、早くコロナが封じ込められるようにとすがる思い?でインストールした。

すぐに名前や住所、生年月日、性別、エスニシティ、電話番号を登録した。

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同じようにダウンロードした人が今回多かったらしく、再ロックダウンが始まるとともにダウンロード数は伸びて現在では500万人の人口のうち160万人が追跡調査アプリを使うという。

 


スマートフォンを持たない場合には、店の入り口に名前と電話番号を記帳する。

 

コロナ追跡アプリの使用感


散歩のときには、追跡調査アプリが動く気配もなかった。

 


次の日、マスクと手袋で臨んだ買い物で初めてアプリを使うことになった。

 


スーパーマーケットの入り口に表示されているQRコードスマートフォンのアプリを開いた状態でかざした、それだけだった。瞬時にどこどこの何の店、というのが目視できた。

 


後で分かったのだが追跡調査アプリは機内モードでも、それがどこのQRコードなのかがすぐにわかるようになっているようだ。

 


追跡調査アプリのメニューにはview my diaryとshare my diaryがあって、前者は自分で出掛けた場所を確認することができる。後者はcontact tracer(追跡調査隊?)に情報開示を求められたときに提出できるような仕組みになっている。

その万一の時にはcontact alertが鳴るらしい。。

 

 

 

なるほどーよくできてるアプリだなあと思った。

 

 

 

アプリの欠陥?と各国のコロナ追跡調査方法


しかしニュース媒体stuffによると、

 
今回の再ロックダウン期間ではこのアプリで拾えない感染経路があったらしい。

 


アイルランドやスペインのようにBluetoothをオンにしておくだけで、QRコードにかざす必要もないアプリの方が有用だとかいう話も出ている。

 


Covidカードという案もある(あった?)らしい。首にかけておくだけでよいのかな?

 


スマートフォンとその全情報を追跡調査に使うのは、既に韓国で導入されているとのことだが、法的整備が必要らしい。

 


コロナを封じ込めるために各国でいろいろと導入されているんだな。

 

 

プライバシー保護のためにQRコードを使う方法に欠陥?があるとは言え、この国で今普及している。新たな対策がとられるかこのままなのかはわからないが、今できることはアプリをQRコードにかざすだけである。

 


スタンプラリーみたいかな?

いくつ集めると1ドルに換金できるとか?クーポンもらえるとか?ないかー。

 

 

公共交通機関でのコロナ追跡調査

ところでオークランドでバスや電車など公共交通機関を利用する際は、衛生上、現在現金が使えずAT HOPカードに前もってチャージするが、カードの使用履歴がコロナ追跡調査に使われているようだった。

 


ところがstuffによるとカード利用者登録をしていない場合も多く、追跡調査が進まないこともあったようだ。

近いうちにも公共交通機関を使う際にも(おそらく)ドアに貼られたQRコードに追跡調査アプリをかざすさないといけなくなるらしい。一手間増える。。

ちなみにマスク着用は明日8月31日から義務づけられる。違反者には罰金300ドル?!とか。

 

 

8月31日からのオークランドは?

 

先ほど首相会見があり、明日8月31日からオークランドはコロナ警戒レベルが3から2.5!に引き下げられるという。

 


なるほどー

 


社会には、わたしを含めて多くの庶民は政府の決定に従うだろうが

 


"ロックダウン反対!"(昨日はシティでデモ!それもマスクしないで蜜!な状態)

"ロックダウン解除反対!"(学識経験者などは慎重論)

の2極が存在する。

 


どちらにも配慮した苦肉の策、というか柔軟な決定とも思える。

今まで警戒レベル2.5が存在しなかったなら、事後的にコロナ関連の法律が変えられるようである。

 

 

 

明日からのコロナ警戒レベル2.5でも手洗いに励もう。外出時はマスクもしよう。

 


実はコロナ警戒レベル1のときに"実はロックダウンでもマスク不要だったかも?"と思い始めていたわたしであった。日本では不織布マスクを洗っては毛玉ができるまで使っていたような、外出時マスク着用率%だったわたしがである。。

 


マスク着用率が上がるだろうか。興味がある。

 

 


マスクしててもしなくても、コロナウイルスが全世界で早く封じ込められますように。コロナの治療法が早く確立されますように。

 

 

 

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 ⬇️東京ではビニール袋ヘビーユーザーでしたが、ニュージーではもう買わないです。

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