コロナ警戒レベル4 ロックダウン 長時間覚悟の買い物
朝7時半に起きた。既に早寝早起きの習慣付けが揺らぎ始めている。
しかし今朝はこの時間でアドレナリンが出まくっているはずである。
今日こそは行かなくちゃー買い物に。
卵切らしたのは先週土曜日。
子どものケーキ食べたい、お好み焼き作りたい攻撃をなんとかかわしつつ今まできた。
私たちはきっとビーガンにはなれない。
ウチの中に居ても、ラジオから流れるwash your hands in 20 seconds も手伝ってか、手を洗い洗い、洗い過ぎてパサパサ、これはもしや卵の禁断症状か?
買い物の出で立ち
子どもには
- つなぎタイプの服を上に着せて
- 帽子
- マスク
- 買い物中のための手袋を持っていく
私は
- 長袖の裾の長いワンピース型の羽織りもの
- 帽子
- マスク
- 手袋
- ショッピングバッグの中に
- 買い物リスト(時間短縮たいせつ)
- EFTPOSカード(銀行決済するため)とポイントカードを入れておく
- S字フック2個はベビーカーにスーパーのカゴが引っ掛けられるように
- 手ぬぐいはベビーカーのハンドルに巻き付けておく。
2月下旬にバスに乗ったときに、アジア系女性が手袋をはめていた。一瞬、やりすぎじゃないかと思ったが、今では買い物のときに率先して手袋をしている。(園芸用手袋など)
子どもも買い物に連れていくべく、朝ごはんとテレビをうまく使って、なるべく早くうちから出た。
9時40分に近くのスーパーマーケットに到着。すでに40人ほどが2mほどの間隔を空けて待っていた。見るとマスク率は上がっている。40パーセントぐらいか?手袋は配っていないようだ。
先日金曜日、散歩の途中に寄ってみたスーパーマーケットは10人ほどが待っていたが、そこはマスク着用じゃないと入店できなかった。持っていない人は1枚2ドル(140円?!)でマスクを購入できる。そこではビニールの手袋を配っていた。
背中が少し丸くなった80歳前後のご婦人は、既に並んでいる紳士たちによる、"入店させたほうがいい"という無言のメッセージを受けたスーパーマーケットの担当者によって迷わず入店することができた。
今や待つのも買い物では当たり前になった。
その代わり、店内はちょっと前までの通常時より混んでいないので、店内のものをベタベタ触らないなど気を付ければ、安心して買い物ができると思う。
入店までの間、折り返し地点付近では、前に並んでいたキウイ(ニュージーランド人)の元気なおじいさんが、その前に居たおじさんを相手に語り始めていた。聞き取り力に難ありの私には何を話してるかよくわからなかったが、やはりコロナの件らしい。
だんだん政治的な話に発展したらしく、国名も出てきたりして、辺りはおじいさんの独演会状態。そこへ私の後ろに並んでいた30代とみられる若者が、"ここで何もすることなくて仕方なく並んでるのに、あなたのネガティブな意見をなぜ聞かなきゃいけないんだ" とおじいさんに直接意見を述べた。
そこでおじいさんが引き下がって収まる話ではなく、"私は自分の意見を述べてるだけだよ、若者よ君の意見はなんだい?" 若者はちょっと言葉に詰まったみたいだが、第四のキウイが助け舟を出して、話を聞いてあげていたおじさんが"我々の息子(若者)が言うのも一理ありますな" 的なことを言って、丸く収まったようだった。(推測の域。)
私はことが収まってよかったですね〜という感じを、マスクをしたまま目の周りだけで精一杯の表現をした。
ロックダウンが10日も過ぎると不満も多くなってくる。入店を待ちながらのトークの展開は自然な成り行きだったんだろう。ロックダウンという非日常的な状況で、コロナという目に見えないものの危険性を感じながら、みんな毎日を生きている。
こんな薄氷を歩いているようなときでも、いろんな意見の人たちが居て社会は成り立ち、バランスがとれてるんだなあと感じた一件だった。
ショッピングバスケットを待つまでに40分以上待った。
買い物は集中したい
混み具合がちょうど良い。そのための入店制限。
今はネットショッピングを頼む人たちも多いことでピッキングスタッフも前よりも多くなっている。状況によっては私も大いに利用したいが、今のところ値段や商品を自分の目で見て商品を選びたい。
緑黄色野菜、果物、そして卵は20個入りのものを買いたくて売り場まで小走りになってしまった。
ミルクは1リットルのものが安くなってたので迷わずカゴへ。
免疫力アップを期待してヨーグルトも忘れない。
食パンは日本の2斤分ぐらいあるだろうか、各社3.5ドル前後でいろんな種類がある。買い物して1、2日は食パンのおかげで楽ができそう。
ハムスというひよこ豆のペーストを久しぶりに購入する。
通信モデム用の電源をとるアダプター。
シラミん対策のティートゥリーオイル、シトロネラオイルも忘れられない。
炊事用の手袋も欠かせられない。
子どもはベビーカーに乗って、ZOOMを使ったアクティビティにちょうど参加していたので買い物に集中できた。自主的な自宅待機に入るときに、メールでチャイルドケアに打診したのに応えてくれたものなのか、先生たちのご厚意で平日の朝15分間行われている。
ベビーカーのカゴに載せた商品は、セルフレジで2回に分けて会計した。
有人レジは待ち時間が 10分ぐらいか。
買い物から帰ったら・・
帰宅してできれば外でもまず手を洗いたいから外に水と石鹸を置いておく。
ジャケット、帽子、手袋などは外ではずして、とりあえず荷解き中は外に掛けておく。
家の中でもう一度、石鹸で手を洗ってから荷解きを始める。
ここからは想像の世界だが、目に見えないものを想定することが今は大事だと思う。
根菜類など3日間ほど使わなくてよいものは、そのままじゃまにならないところに置く。
つい先日、冷凍物はパッケージにウイルスが付いていると長い間残るらしいことを聞いて、アルコールがないので今日は帰ってきてから蛇口から出る熱湯(60℃ぐらい)を表面に流してから冷凍庫に入れた。
冷蔵庫に入れる牛乳パックもヨーグルトもパッケージを熱湯で流してから冷蔵庫に入れる。
葉物野菜でビニール袋に入ってないものは外葉は迷わず炒め物にしている。長ネギは熱湯を流し容器に入れて冷凍保存、セロリは柔らかいサラダにしたいところは使う時に熱湯につけている。
ジャケットや帽子、靴、そして今日も世話になったベビーカーについては、アルコールを吹きかけたいところだがないので、洗濯用ブリーチを水で薄めて次亜塩素酸ナトリウムが0.1%ぐらいになったものを肌に付けないよう気を付けながらスプレーで吹きかけている。
ドアノブや玄関周りも吹きかける。
マスクと手袋は、シラミん対策の衣類とともに後で60℃前後の熱湯につけられる予定。
思うに、安全性が高くて、これで自分が納得するという買い物対策を続けていく。それが心身ともにストレスなくコロナ予防になると思う。
日本の緊急事態宣言でコロナが封じ込められますよう
日本の政府がやっと緊急事態宣言を出したようだ。マスク率が高いことや健康意識が高いことなどの理由でだろうか、自由度が高い。
日本では、車を使う人たちが多い地域は車で買い物ができるだろうが、マイカーを持たずに済む東京圏の人たちは、一度に買い物できる量が決まってきてしまう。そして、便利な場所ほど人口密度が高い。
そういう状況でも、ジャケットやマスクや手袋の着用と徹底した手洗いで、ある程度はコロナ予防になると思う。
スーパーマーケットで入店制限をするところがあるかと思うが、周辺との距離や、商品に最小限に触れるに留める、スーパーの買い物カゴやカートの取手部分などの衛生、会計は現金でなく出来ればカードにして大事なものだがカバンからいちいち出さないで済むような工夫も必要だと思う。
高齢者の安心のためにマスクを配布するというのはなるほどなと思った。
マスクはあるがしかし日々の食料品を買いに行くときには大変な思いをさせないよう、スーパーマーケットでは専用レジを用意したりするとよいかもしれない。
消費税増税のときにキャッシュレスが普及したと聞くが、それがコロナ対策に功を奏するといいなと思う。お年寄りが生協組合で荷物の配送を活用できるといいなと思う。
調理の必要がないお弁当なら、コンビニが便利だろう。
数十年前(どんだけ??)の私が社会人何年目かで日付が変わってからコンビニに走り買い求めた弁当とは、栄養面や品質面などなどで格段に改善してきているだろう。
そしてコロナ時代には安心安全な弁当のパッケージである。
更には配達サービスを受ける店も多い。
1日分から注文OK!セブン─イレブンのお届けサービス セブンミール
日本は便利なサービスが多いとつくづく思った。
世界全体でコロナ対策の長期化が予想されている。
早く解決されますように。