子どもが作るクッキーをランチにする件
- ○マスク作りに駆り立てられている
- ○商売のヒント?
- ○この作業好きかもー
- ○ニュージーランドの物流事情一例
- ○手芸にハマり影響を受ける子ども
- ○いそがしいときのランチは何がいいかなー
- ○クッキー作りは?
- ○ちょっと反省
○マスク作りに駆り立てられている
今年3月のロックダウンが始まる前に、衛生用品をミシンで製作して販売するという目論見は泡と化した。。
しかし、
ポスト再ロックダウンを見据え、
衛生用品のために準備しておいた綿100%フランネルの生地に遂にハサミを入れ、マスクに使ってみた。
肌触りが心地よい。
マスクアレルギーの人たちにも受け入れられるかもしれないー。
○商売のヒント?
試作品を友人にプレゼントしたら、就学前の子どもが家の中でずっとマスクを付けているという。
お世辞でもうれしいー。
まあ、外で付けたマスクなら、家に帰ってからもずっと付け続けるというのは、いかがなものかー。
だが、
世の中にはコロナの前線に立ち、日々ことに当たる人たちが居る。
別に居を構えたり、
テントを張ったり、
車で寝泊りしたりして
家族も守る。
また、
いわゆるエッセンシャルワーカーかどうかは関係なく、
普通に生活をしていて外で拾ってしまう状況、
家で拡がってしまう状況を
再ロックダウン期間中の集団感染ルートを知るにつれ、避けられるなら避けたい、避けさせたいと願う。
安らぎの場であるはずの家が、更なる神経を使わなければならない場所になってしまうこともある。
外向けだけでなく家向け?のマスクを追求するようにもなった。
○この作業好きかもー
生地はもとより、
付けたくなるデザイン、
耳あたりのいい紐、
効率的な作り方手順、
などなど
もちろん機能性も考える。
考えたものを形にしていくのが楽しいかもしれないー。
○ニュージーランドの物流事情一例
8月30日に公共交通機関でのマスク着用義務化のアナウンスがあった後、
表地となる布、
裏地となるフランネル以外の布、
そして販売するにはゴワつきが気にはなるが一般的なゴム紐、
これらが必要になるだろうと手芸店のウェブサイトで登録して購入した。この手芸店は実店舗を全国展開している。
注文しやすかった。
この国のウェブサイトは2000年頃、2008年頃に比べて格段に使い易くなったなあと感じる。(こんな時間の隔たりがあれば、どの国でもそうかー。)
ゴム紐は注文したいものの第一希望、第二希望が売り切れていた。
見るからにゴワつきがあるだろうちょっと幅広のゴム紐しかなかった。
その品物が3日間、4回に分けて到着した。
オークランドだけでなく、
ハミルトン、ネルソンからも商品が到着した。
-皆マスク製作を始めたのか、
-コロナにより国際的な物流が滞っていて全店舗を上げての販売体制になっているのか、
-その店がファーストインファーストアウト(マックバイトで習った、在庫を入荷した順に販売すること)を重じているのか、
-オークランドのみのコロナ警戒レベル引き上げにより売り上げに地域的な偏りがあるのを是正しているのか、
わからないが無事届けられた。
物流によって生活が支えられている。
日本のように翌日配送、なんてすごいサービスはないが、
ヒトが動けない分、モノが動いている(日曜日を除く?)。
ありがたい。
○手芸にハマり影響を受ける子ども
到着した布もあわせて組み合わせを考えるのも楽しいかもしれないー。
時間を忘れてマスク試作品を作る。
先日からの積み木ブームの子ども、前に比べたら複雑な積み木ハウスの建て方を試みていて、ありがたやーお互い集中してるー。
と思ったら飽きたのか、いつの間にかそばに来ていてミシンに興味津々である。
質問してくる。
教えたところでまた聞いてくるんだろがー、と思いながら適当な答えをしてしまう。
というかミシンは機械だから実はよくわからないのだよー、と内心こちらが質問したいわーと叫ぶ。
質問だけに留まらず、ミシンの動作が一番よく見えるところに移動してくる。
まとわりつきは今限定、とわかってはいる。が、ミシンを踏んでいるところに膝に座られたんじゃ心乱される。手元もゆがむ。
ほどかなくちゃなんないでしょー。
お!
ランチを食べてないーっていうか作ってないー。
ごめんごめんー。
気分転換にランチタイムというのがある。
○いそがしいときのランチは何がいいかなー
シリアル系は朝食べたし、
食パンは食べ切ったし、
スパゲティはフライパンと鍋を使うー。。
ってクッキーはどうかなー、と提案してみる。
クッキーかよ、と我ながら呆れる。。
これでも食育に力を注いできたのに、自分がマスクに集中したいからと、甘めの商品で誘導するー。
○クッキー作りは?
-時間消費型活動である
-手指を動かして頭を活性化させる(って時々思考停止な私がやったらーという感じ。。)
-創造力を磨き、ものづくりの楽しさを味わえる
-できたときの達成感が味わえる
-子どもが必要な脂質がとれる(とは言え程々に、特に大人は一緒になってバリバリ食べないようにしなくてはー。)
-腹持ちがいい
-香ばしい焼き上がりの時間が楽しみ
-オーブンの窓越しにクッキーの変化が見えて楽しい
と、いいことづくめー。(もちろん後から考えましたがー。)
おやおや、
今度はミシンそっちのけでクッキーの型を取りに行くねー。
いいねいいねー。
それじゃあ今日は特別かわいい粘土の型もクッキーに使わせて進ぜようー。
やる気満々な視線を感じながら、手早くクッキー種を作る。
前は重さをいちいち想定してたけど、近頃もっぱら目分量だ。
-パンを作るときと
-粉ミルクを溶くとき、
-漬物つけるとき(渋いー。こう見えて?時々漬けるのだった。)だけは、
ちゃんと測定する。
-薄力粉、
-ベーキングパウダー、
-砂糖、
-卵、
-バターをボールの中でまとめていくー。
今回は生姜の粉を入れる。
小麦粉かオリーブオイル、ココナツオイルで固さ調整すると、どうにかそれらしいものが出来上がった。
目分量だとクックパッドに載せられいだろなー。
※後に探してみたらちゃんと分量が書いてあって簡単そうなものがあったのでご紹介します。
ある程度まとめてから渡さないと、粉アンド油まみれのキッチンと化してしまい、それこそ時間消費型になっちまうー。
はい、それじゃよく捏ねてねー。
捏ね方がだんだんうまくなってきたー。
クッキーと粘土の型、そしてタネ半分をテーブルにのせて見守るー、じゃなく時々ちょっかい出しながらミシンを踏み続けた。
裏地がガーゼのマスク完成。
マスクのつけ心地を左右するであろうゴム紐、もっと柔らかいものが入手できればいいなー。
更にマスク作りを続けるー。
子どもはクッキー作りに引き続き集中している。
時々泣き真似が入る。
うまくできないーとわめき出す。
そういうときは仕方なく粘土の型の使い方のデモンストレーションをして、使ってみたいと思わせる。
お客さん、これお買い得ですよ、
粘土だけじゃなくクッキーの型抜きにもなるんですー。
粘土の型を粘土だけに使うのもったいない。
クッキーの型を粘土遊びに使うのもまた可也。
面白さに目覚めたのか集中してきてご機嫌モードになる。
できたーー。
そおう、待ってね、
じゃ今日の分オーブンで焼こうー。
あれ、全部使っちゃったのかなー。
4歳児が集中しました。
思った以上に型抜きがうまくできたねー。
わー出来上がるの楽しみだねー。
全部食べられないでしょ、半分こ、しようー。
って途中、子どもに投げてミシン動かしてたじゃんー。
少々渋る子ども。
働かざるもの食うべからずかーい。
3時過ぎてさすがにお腹が空いてきたのだよー。
クッキーの型抜きをやってもらったがいいが、これは逆にここからは油断できない。
前回みたいに、生焼けを恐れオーブンで再加熱してる間に焦げちゃった、ってことにならないようにしなくてはー。
オーブンが見えるところで遊びなさいー。
責任を与えてみる。
換気扇は回さないでおこう。
クッキーは色が付き始めるとあっという間、油断できないー。
200℃で10分ちょっとでオーブンを切って、後は余熱でいい感じにクッキーが焼けた。
ママー今日のクッキー黒くなくて美味しそうー。
そうだねー。。
ミシンも休ませようー。
手早く果物やら野菜やらチーズを切ってお皿に乗せて出来上がり。
おやつじゃん、ランチじゃなくー。
いただきますー。
子どもよランチを用意してくれてありがとう。
ご相伴に預かった。
甘さ控えめで美味しかったー。
堅めなのも幸いー。
クッキーランチありえるじゃんー。
今度はアーモンドパウダーとか、
すりごまとか、
きな粉とか入れて、
お手製カロリーメイト風クッキー?ショートブレッド?でも作りますかー。
あ、粉っぽいと型抜きが簡単じゃないなー。
子どもに作らせるなら油脂たっぷり?なクッキーだなー。
ニュージーランドのバターはこれまた美味しいけど、私も食べたいから次回も風味づけにとどめておこうかなー。
ごちそうさまでしたー。
さすがに全部は食べられなかった。
残りは今後のおやつとして、空き容器に入れる子どもー。
そだねー。
しっかり者でない母もあり得るかもしれない、今後の戦略としてはその路線でいこうかー。
って普通にしてていいんですから、いい母気取らなくていいんですからー。
その方が子どもはよりたくましく育つかもしれないー。
○ちょっと反省
ご飯は大切だねー。
楽しいから、楽だからと言って毎日ランチがクッキーになっては大変ー。。
まあそういうことはないと思うけどー。
夜はシーフード野菜炒め、ランチの反動で野菜をたくさん食べることができたねー。
近頃、いろいろやりたいことが多すぎて、空回りの日々が続いているー。
優先順位をつけてコトにあたろうー。
そしていろんなことが吸収できる子どもとも、いそがしくても日に何度か短時間でも集中して向き合わねばー。
マスク作りにはもうちょっとだけ集中させてねー。
マスクアレルギー解消できるマスク、おしゃれマスクを研究したいの今はー。