くもりときどき ななばあば

将来の自立のために、今私に何かできることがあるかな

NZがコロナを封じ込めることができた50の理由

 

nanababa.hatenablog.com

 

ニュージーランドで市中感染がない状態が100日続いているとのことだった。

 


現在、ニュージーランド国民および永住者がニュージーランドに入国することができるが、宿泊施設での2週間の隔離の間、隔離2日目と12日目?にコロナウイルス検査が行われ、陰性反応を確認して晴れて自由の身になる。


世界各国から大変な思いをしてニュージーランドに帰国する人たちの中には、隔離施設での療養や重症の場合には特定病院での入院を必要とする人たちがいる。現在はこの隔離期間を過ごす帰国組の感染者数がすべてのうち訳である。


これまでわずかながら脱走者も現れ、気分転換や散歩、買い物、または近親者の葬儀に間に合うようにと隔離施設を抜け出したことが報道で大きく取り上げられた。その度におそらく大変な消毒除菌作業や大規模ウイルス検査が行われてきたであろう。

 


この国にとってもコロナのようなことは初めてのことだろうが、試行錯誤しながらの水際対策のおかげで市中感染がゼロの日が続いている。

 


帰国者一人ひとりがそれぞれ2週間、隔離施設に宿泊することについては、やはり財政を圧迫し始めているということであろう、8月中旬ごろから有料になるようである。(大人は一人5000ドル?子どもは無料?)

 

 

 

この隔離政策を有効にしているのは、先に市中感染を封じ込めることに成功したからであると言える。

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普段テレビや新聞の利用がなくラジオを聞きとるにも大いに難ありという見識の限られた私が私なりにできる範囲で、僭越ながらこの機会にニュージーランドコロナウイルス第一波を封じ込めることができた理由を考えてみた。


するとなんと50項目(多少の内容のダブりがありますがご了承下さい。)を上げることができた。各項目の詳細(語れるのか今のところ不明)については今後アップすることにして、本日は以下、理由(検証前)を箇条書きにいたします。(斬新?!)どうぞゆるーくお読み下さい。

 

  1. 周りが海で囲まれた島国という地理
  2. 人口および人口密度
  3. 強力な紫外線
  4. 温かな晩夏からの対応
  5. 異常気象による晴天続き
  6. 北半球の国々の先行事例
  7. 固有の常在菌の存在?
  8. 各国の事例をすぐさま取り入れる政府の柔軟な姿勢
  9. 公式サイトの普及
  10. 毎日更新される情報
  11. 政府目標および首相自ら語りかける会見
  12. 予防運動の浸透
  13. キウイの政治の話好き気質
  14. ラジオでの一般人を交えての議論
  15. ラジオでの一般人からの意見や要望などを取り上げる番組の存在
  16. 人々からの意見や要望などを集めただろう政府による対応の迅速さ
  17. 英語以外の言語によるラジオ局の存在
  18. 手洗いの実施の徹底
  19. ハンドソープの普及率
  20. 熱めのお湯の使用率
  21. 水不足が懸念されながら敢えてアナウンスしなかった当局の対応
  22. ウイルス検査キットの確保および検査体制の構築
  23. 医療従事者のウイルス検査体制への適応力
  24. 国民各自の創意工夫
  25. スポーツ、レクリエーションにより培われたゲーム感覚、競争意識
  26. 物流の確保
  27. EFTPOS(デビットカード)やクレジットカードの普及率
  28. 徹底したロックダウンの実施
  29. 徹底した移動の禁止
  30. 軽症者の自宅療養
  31. 玄関での靴の脱着普及率
  32. ごみ回収用容器およびごみ回収方法
  33. スーパー各自の判断によるマスク着用義務
  34. スーパーなどでの徹底した定期的な清掃
  35. スーパーなどでの徹底したショッピングカート、買い物かご、レジなどの消毒、サニタイザーの設置
  36. スーパーなどのレジのシールド設置義務
  37. ネットショッピングの利用推進
  38. エスニシティ毎の競争意識?などを用いた政府の戦略
  39. エスニシティや性別、年齢にさかのぼる感染傾向の分析および政府の統計による表現
  40. 他者を思いやるキウイの資質
  41. キウイの創意工夫気質  
  42. キウイの柔軟に乗り越える気質
  43. キウイの規範遵守気質
  44. 移民の国に対する帰属意識
  45. 有事における労働市場の柔軟性
  46. キウイのボランティア気質
  47. 非営利団体の活動の充実
  48. 公務員、ボランティアなどによる高齢者の安否確認
  49. マオリや太平洋諸国の伝統療法
  50. 出身地コミュニティの存在

 

 

"どういうことだろう?"と少しでもその理由に思いを馳せてくださいましたら、貴重なお時間をありがとうございます。後日それぞれ検証していこうと思います。(ホントに?!)

 

 

 

つい先日ニュージーランドでも第二波に備えて、高額マスクも販売開始とともにすぐに売り切れるという話もあったようである。

 

第一波を封じ込めたとはいえ各国の状況を踏まえて、現在有事下であるということを頭に置いておくこと、第二波にまずは気持ちの上で備えること、そしていつでも柔軟に対応できるようにしておくことが大切かもしれない。

 


とはいえ第二波などなく、コロナを取り巻く事態が世界的に早く収束しますようにと願うばかりである。

 

 

 

 

 

 ⬇️ニュージーランドのロックダウンの始まりは3月下旬でした。。

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 ⬇️一度押さえ込みに成功したものの、第二波到来。第一波と様相がなんだか違うかな。。

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⬇️ニュージーランドの総選挙が2020年だったなんて7月ぐらいに知りました。。 

 

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⬇️ コロナ検査件数がハンパねえ。。

 

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 ⬇️コロナ追跡アプリは第二波到来以降ダウンロード数をのばしたとのことです。

 

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