くもりときどき ななばあば

将来の自立のために、今私に何かできることがあるかな

8月31日からオークランドの再ロックダウンが解除される?

8月12日から始まったオークランドの再ロックダウン、前回とはちがい緩やかな締めつけに感じる。

 


その一方で、土日も平日と同じようにコロナ検査が実施されたり、1日に全国で26000件を超える検査が実施されたりしている。

 


その結果、集団感染が南から北へ、市内の複数地域をまたいで発生している動きを見せている。

 

 

コロナはいつの間にかヒトに乗り移動しているのだろう。

油断も隙もありゃしない。

 


今日8月28日13時発表では、新規感染者数は12名、うち5名は先の集団感染に関係して、7名は隔離施設内の帰国者とのこと。

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特にこの何日間かは馴染みの場所で集団感染が判明していたから、外出する時は久しぶりのマスクアンド手袋をした厳戒態勢で臨んでいた。

今朝5日ぶりに買い物したときも、前とは違って少し緊張しながら売り場を手早く回った。

これまで一度もマスク姿を見たことがなかったキウイの従業員が不織布マスクで口だけでも覆っていたことは、この地域にも忍び寄るコロナへの不安の強さを物語っていた。


そしてやっぱりマスクアレルギー?!の人たちが居る。

鼻や口をマスクで覆うのがどうしてもイヤなのだろう。

 


そして、確か昨日ぐらいから首相と保健局長のゴールデンコンビ?!が会見に出ていない。

コトの深刻さはひと段落した印象を与える。

 


今日の会見ではロバートソン財務大臣オークランドに住む人たちに感謝を示し、来週月曜日からのコロナ警戒レベル2に予定通り引き下げることを明らかにした。

 


前回のロックダウンからコロナ警戒レベル2に引き下げた5月中旬は、新規感染者数がゼロの日も続いたりして安心感はあった。

 


世界のコロナ情報をみると、現在のオークランド市内の新規感染者数はゼロに等しいとみる向きもあるだろう。

 


今までのニュージーランド政府はゼロに封じ込めることにこだわっていたように見えていたが、今回は新規感染者数がゼロではないが低い(とみるか高いとみるかが人により異なるだろう)ところで推移している状態での警戒レベルの引き下げである。

 


やっぱり正直言って不安はある。

 

 

不安といえば、再ロックダウンが長引くことによる経済的な不安もあり、それを払拭するだろう賃金補償の延長?についてロバートソン財務大臣が会見で話していたように思う。


財務省としてはいつまで補償が続けられるかという懸念もあるのか。


経済が回らないとならない。

 

いくら社会保障を重視する国だからといって、今回の全世界的なコロナの影響を受けて、ニュージーランドの主要産業の一つである観光業を始め、経済規模の大幅な縮小を余儀なくされる状況下、ロックダウンの再延長による経済停滞は、国の歳入にも大打撃となって今後政府としてもない袖が振れなくなることにもつながりかねない。

 

財務大臣が会見を開き、再ロックダウンの再延長をしないという発表をした理由をつい考えてしまう。

 

明日からの土日2日間は市内に更にコロナ検査ステーションを大幅に増設してコロナ検査を実施するらしい。

 


今日の明日に再ロックダウンを始めたこともあるから、土日の結果によってはもしかしたら首相が緊急会見を開くなんてことも考えられなくもない。財務大臣の会見には、のりしろを残している、伝家の宝刀を温存しているという意味もあるのだろうか。

 


または国政選挙の選挙戦に入ってはいる状態で、もしも労働党が再選される場合には財務大臣の副首相への登用が考えられているからなのか。(素人の深読み?パート1)

あるいは現在副首相でNZファースト党のピーターズ氏が国民党と連携を模索しているとかいないとかに対しての牽制の意味があるのかないのか。(素人の深読み?パート2)


確かに首相が出ずっぱりだと、有事と平時の違いが出しづらい。今は極めて平時に近い状況なのだと知らせているのか。

 

意外とと言っては何だが、昨日と今日は休養なのか。首相や保健局長も人間、この数ヶ月は未曾有の事態に向き合う激務が続く。できるときにできるだけ休養してほしい。

 

 

 

このままいくと8月31日月曜日からロックダウンは解除になる。

平時に戻るとは言っても素直に喜べない状況がある。

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公共交通機関のマスク着用が義務化されるのだ。違反者は300ドル!の罰金を払うことになるらしい。


時を同じくしてオーストラリアのニューサウスウェールズ州も同じく公共交通機関でのマスク着用が義務化されるという。

 


WHO世界保健機関は当初マスクの有用性について疑問視していた。

マスクアレルギー?のある諸外国からの猛烈な反対があったのか。

今までがマスク増産体制を整えるための準備期間をもうけていたのか。(素人の深読み?3←って浅読みじゃね?) 

 


マスク着用義務化が、ほんとにほんとに今なのか。

第二波を迎えた今なのか。

 

 

なけなしのお金を叩いて購入したミシンがあった。コロナ上陸以降、回してなかった。社会に貢献できるかなと、淡い期待と濃い情熱をいだき、いつの間にかテーブルの下に追いやられていたミシンをテーブルに載せてみた。

 

以前YouTubeに載せてみたマスクの作り方は、縫うのが簡単だと思ったが、実はそれほどでもなかった。だけど他の動画で紹介されているようにマスク作りに時間はかけたくない。どういう作り方がいいのかなあ。

 

作り方だけではない。

マスクアレルギー持ちの人たちにも受け入れられるデザインじゃないといけない。

 

再ロックダウン明けの日常を思い描きながら、どういうマスクならキウイが喜ぶのか、ちょっと考えてみたい。