くもりときどき ななばあば

将来の自立のために、今私に何かできることがあるかな

キウイに最適なマスクを供給するミッション

 

8月31日と言うと

8月最終日は義務教育の夏休みの最終日で、休み前に出されたたくさんの宿題を仕上げた思い出がある。

24時間テレビを見てから夏休みの宿題の内容を確認するー。

放っておくと、

ドリル系は先に片付けるが、

読書感想文や自由研究などの大物課題は後回しにするタイプだったー。

 


今思えば、夏休みの課題の意味を見出そうとはせず、"とりあえず提出できればいいや"と考えていた節がある。

もっと主体的に課題に取り組めばよかったな、と今更ながら思う。


そういう8月31日は、大人になっても毎年、"課題を片付けなくちゃ"となんとなくソワソワする日である。

 

 

オークランドの新しいライフスタイル?


さて、首相会見でオークランドが翌日からコロナ警戒レベル2.5に(若干)引き下げると発表された8月30日、併せて公共交通機関でのマスク着用義務化にも触れられ、マスクはこれからの新しい日常の風景になるのかと思われた。

 

 


しかし、キウイというか欧米系の人たちはやっぱりマスクが嫌いみたい。

 

8月後半にはラジオ局がやたらマスクの話をリスナーに振って盛り上がっているように聴こえた。

MCも普通にtheir masks(奴らのするようなマスク)!と煽ったり、試したけどやっぱりムリ!と共感を求めたりして、アンチマスクは楽しそう。

それでも、少しずつではあるが海外の事例を聞き知って、"実はマスク、有効みたいだよ"と少数派が増えている感じ。

マスクには皆、一家言あるようだ。

 

だけどやっぱり根っからの?マスク派(ニュージーランドでは長いこと封印はしていた)としては、話の内容に

"あーやっぱりマスク好きじゃないのねー"

"マスクアレルギーなのかなー"

"それにしてもコロナを前にしてもマスク嫌いかー"

と、聞いていて正直お疲れる。

 

 


アーダーン首相直々にマスクをどのように作るかといった動画がアップされたが、わたしは "コロナを封じ込めながら、マスクをして日常生活を取り戻していこう"というメッセージとして受け取った。

 

 

 

価値観は人それぞれなんだろう。

 


 

だけど、

 


今回の相手はコロナだよー、

治療法やワクチン製造法が未だ確立されてないんでしょー、

ロックダウン反対って、日常生活を抑圧されたくないってのはよーくわかるけど、

マスクだけがコロナ対策じゃないけれども、

 


マスクやっておいた方がいいんじゃないかー

 

 

 

…と思えないのはどうしてだろう?

 

 

 

歴史的な背景か何かで顔がお互い見えないのが嫌なのか?

 


耳がゴム紐を引っ張って、高い鼻に圧力を感じると嫌なのか?

 


多く出回っている不織布マスクの肌触りが嫌なのか?

 


不織布マスクの使用後の後始末を考えると嫌なのか?

 


マスクを店で買うことが今までの価値観に反していて嫌なのか?

 


世に出回っているマスクのデザインや色が自分の好みと違い嫌なのか?

 

 

 

きっと、いろいろな理由がある。

 


皆それぞれ違う。

 

 

 

 


それでもコロナ時代に入ってしまったのだから、日常生活を皆で取り戻すためには"嫌だけど!マスクをしたほうがいいかもしれないー"というよな人たちが増えてくれると、安心できる人が増えるし、いわゆる三密状況では、手洗いなどとともに、マスク着用は着用していないときよりも予防という意味で効果が期待できるだろう。

 

 

 

中にはマスク着用を拒み、コロナ患者が増えても自分がコロナに罹っても気にしない、という輩が居るかもしれない??

きっと強靭な体力で健康体、世の中にあるそこら辺のものを容易に触りたがらない統制された家族と共に生活して、コロナ時代でも左右されない経済状況、逆に好機と捉えて食指が動いているような人たちー。

居るのか、いや居ないと思う。

 


コロナストレスが溜まっている上に、信条に反するマスクをするなんてーという人たち、

 


ロックダウン下の鎖国時代に戻せーという人たち、

 


わかる、うん。

 


それにやっぱりちょっと不安。

海外のコロナ事情を見れば更に深まる不安。

 

 

 

 


そうだ、キウイ好みのマスクを追求しよう

 

8月30日、31日は子どもの相手しながらミシンを踏んだ。

 


大きい人たちのマスクの型紙も作ってみた。

 

 

 

問題はマスクにつけるゴム紐が不足しているということ。

 


実は今年3月ロックダウンに入る前にわずかだが行きつけの手芸店で入手できたゴム紐をすぐに使い切ってしまった。

苦肉の策としてユニクロの化繊Tシャツに感謝して、ハサミを入れた。 

確かに伸びる。

耳あたりも良さそう。

 


が! 

その化繊は織り方によるのか、ポロポロと繊維が出るわ出るわー。

 


次に目が止まったのは、枕カバーの試作品に使ったexpandexイクスパンデックスという種類らしい布、横に縦にある程度伸びる化繊布。

1.5センチぐらい幅に切って使ってみると、なかなかいい感じ。肌触りもいい。

 


マスクの紐部分は、マスクの心地よさを重視する場合とても重要だと思った。

5ミリのゴム紐は少しゴワゴワする。

 

 

 

通常サイズ、スモールは16枚

大きいサイズ、ラージは11枚

 


作れた。

夜なべした。

"手袋編んでくれたー"♪ 思わず歌ってしまった。

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さあ、自立を目指すわたしとしてはハンドメイドマスクを販売につなげたいところ。

 


日本での先行事例では

手作りマスクは一般人が出品できるサイトでことごとく販売不可となったようだ。

理由としては手作りマスクは医療用マスクの要件を満たさないから?なのか。

 


Facebookでは当初販売を中止していたが、マスク供給がコロナ蔓延の速度に間に合わず、販売を急きょ許可したらしい。

 

 

 

どう販売しよう。

 


スモールは1枚5ドル×16枚=80ドル

ラージは1枚10ドル×11枚=110ドル

 


うーん、わるくない。

 

 

 

 


という今年の夏休み、いや冬休みのミッションは取り急ぎマスクを作り、とらぬマスクの皮算用をしたところでおつかれさまー。