くもりときどき ななばあば

将来の自立のために、今私に何かできることがあるかな

今日の献立は、とある地図から

献立を考えるヒントがどのように舞い降りてくるか、日によって違うことが多い。

家にあるものを使って何かメイン料理ができないかなーとか、スーパーで安い野菜を仕入れたときにどんな料理ができるかなーとか、今週食べてなかったから今日はぜひとも食べたいなーとか、その日によってどういうものが献立のヒントになるかわからない。


ところで、こちらニュージーランドのニュースサイトを今週月曜日から見始めて前と比較はできないが、見出しを見る限りにおいて、今世界で話題のウィルス関連のニュースが今日は8割強を占めるようになっていた。

日常生活をいそがしく過ごすも、頭の片隅にはそのことが常にある状態。


足をひたひたとさせ、じわりじわりと近づいて来ているのか、来ていないのか、ホントのところわからないが、そういえば日本経済新聞サイトにある感染マップは感染者数をその赤い丸の大きさで示して、ウィルスがどのように広がってきているのか見ることができる。


その中で、最近、中国の赤い丸の大きさが落ち着いてきたことと同じぐらい目を見張った事というのが、そのお隣のインドの赤い丸の大きさが、人口が多いにもかかわらず、他の地域に比べて急激に大きくなっていない。これはなぜだろう。

 

その時一瞬頭によぎった疑問が再び頭によぎったのは、昼ごはんを片付けているときだった。医療関係者ではないけれど、あえてここはなぜ人口比に比べて感染者数が少ないかを、一般人の私が自分なりに考えてみた。

 

この国でもインド出身もしくはルーツを持つ人たちがたくさん居る。同じアジアのカテゴリーに入ると思うが、マスクをしている人はほとんどいない、というか、見かけたことがまずない。今後状況が変わって、街中でマスクをかける人たちも出てくるかもしれないが、今までに見たことはない。そして勤勉な彼らは今回のことでいちいち動じていないようにもみえる。

 

インドと言うとヨガ、ヨガというと呼吸法など想像できるが、もしかして効果のある呼吸法があるのだろうか。それとも柔らかく体を動かすことで免疫力をアップさせ、このような事態に備え得る抵抗力をつけるに至るものなのであろうか。


かの地では紀元前からの歴史を持つアーユルヴェーダというのもある。今回の飛沫感染などで拡がるウイルスに対して、何か方法論が確立されているのであろうか。

 

効能のあるオイルを使ったマッサージで日々髪の毛から足の先までケアをしているのだろうか。

あるいは、食事療法的なものか何かがあるのであろうか、いや、食事療法と言うと何かそのために作ることを考えるが、もしかしたらそれこそ、毎日の食事に使われるものが何か、今回のウィルスに対してとても強力な有効成分をもつのではないだろうか


よく抵抗力をつけたり、免疫力をつけたりするために、肉や魚や卵など動物的タンパク質をまず考えちゃったりする傾向のある私にはすぐに考えが及ばないが、もしかしたらそれとかけ離れた、野菜や豆、穀物などで成り立つベジタリアン的な食事法に毎日基づいて何かを摂ることが、今世界を揺るがす目に見えないウイルスの脅威を遠ざけるのではないだろうか。インドの人たちが実践する日々の食事には、私には知り得ない、付け焼き刃的な対処法ではない、何か素晴らしい力があるのではないだろうか


野菜だからといって、ベジタリアンはにんにくや玉ねぎといったにおいの強い野菜を摂らないという。
インドの人たちが毎日頻繁に摂る植物性のものとは?

スパイスはどうであろうか。 

 

レッドペッパー?コリアンダー?あの黄色いのは何だっけ、そうウコン、ターメリックはどうか。

 

ターメリックが今回のウイルスに効果があるという仮説を立ててみようと思うが、どう立証できようか。ここはリスキーなことは考えず、今は晩ご飯を作ることに専念しよう。

 

ということで、今日はベジタリアンの方々には示しがつかないが、ひき肉の入ったターメリック風味の肉野菜炒めを作ることにした。 

ちなみにウチは野菜だけの炒めものを作ることは少なく、肉やツナ缶、イカやエビ、ベーコンなどを加えて旨味を加えているつもりでいる。

早速張り切ってココナツオイルを熱したあと、肉を炒め始めた。そして固めの大根の皮、インゲン豆、にんじんを切って炒め、そこで塩を少し振って、ターメリックを投入。パウダー状の生姜と、にんにくラブとしてはやはりにんにくも。もはやベジタリアン菜食主義者に顔向けはできない内容。ここまできたら仕上げに魚の旨味たっぷりナンプラー、という肉野菜炒めが出来上がった。

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歯ごたえがあって満腹感も出るし、よく噛んで子どもの歯並びが良くなるといいなという願いも込めて近頃は少し肉厚で歯ごたえを残した形で野菜を切っているが、味を含ませるために火を止めて、野菜炒めにもかかわらず蓋をして熱が冷めるのを待ってみると、味がいい具合にしみておいしくなると感じている


今日の炒めものは思った以上に香りも良く、ブログ用の写真を撮るのを忘れて、どんどん食べ進めてしまいまして、ご飯も進んだ後あわてて写真を撮りました。

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この料理の効果はいかほどか分からないが、インドの人たちの日頃の生活習慣はとても勉強になりそうなので、いつか機会があったら聞いてみたいと思います。


毎日食べるもので抵抗力、免疫力がアップするなんて素敵なことがあったらいいですね。こうやって試行錯誤して私たちが時間を稼いでいる間に、どうかその解決策、治療法が早く確立されるといいなと願っております

長く使ってないスパイスがありましたら、和食と合わせたりしてみるのも面白いかも知れません。そしてスパイスは単品でなく、組み合わせることで美味しさも、その薬効効果が増すといいますが、自分にあう普段使いの組み合わせが見つけられるとうれしいですね。