くもりときどき ななばあば

将来の自立のために、今私に何かできることがあるかな

徒然なるばば3 2020年6月

(前回の続き)

"ニュージーランド 鳥 黒青 くちばし赤"

 

プケコ

ニュージーランド歴1、2年とかではないのに恥ずかしながら初めて聞いた名前、いや前に少し聞いたこともあったかもしれないが、どういうものか気にも留めてなかった。それが窓の外に居るなんて、想像もしなかった。

 

 

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ギャーギャーとけたたましいのは、プケコは縄張り争いをするからのようだった。そして飛ばないのかと思いきや、追っかけられると低空飛行や、場合によっては羽根をバタバタさせて屋根に登ることもある。

プケコを一度認識すると、水辺のある公園などに生息しているのを見つけることが多くなった。夜行性で個体数が限定的なキーウィとは違い、プケコはきっと"会いに行ける"在来種の筆頭格なんだろう。

プケコは在来種とはいっても、1000年ぐらい前にオーストラリア大陸から(飛来して?)ニュージーランドにたどり着いたという。

プケコと同じ祖先のタカへは、それよりはるか昔に移り住み、飛ぶことをやめてしまったからなのか、ずんぐりむっくりしたプケコという感じである。オークランド動物園の展示によると、近年こちらタカへの保護活動が進めらているようである。

 

在宅ワーク希望


12月初旬、英語学校のクラスを何とか修了した。晴れて就業といきたいところだが、時間管理が柔軟な働き方を選びたいと思うようになっていた。そこで在宅ワークの道を探り始めた。当初ネットで行えるお仕事ではなく、環境問題と絡めてミシンを使ってできる手仕事を真剣に考えていた。

 

この頃からプケコを目にする機会が多くなった。

 

夏のクリスマス


12月下旬、ニュージーランドは夏、家の中に蝿や蟻が急に入り始めた。ハエ取り紙や蟻を一匹ずつ窓から外に投げ出した。晴天が続き、外は地割れが起きるほど乾燥してきていた。

一方で、ペンキ系の匂いは急に薄らいで気にならなくなった。

冬は寒くて雨も多く、湿度がずっと80%ぐらいだった。これではペンキも乾かなかったのだろうか。ドライヤーで乾かすのも一つの手だったかもしれない。

 

おかげでクリスマスはペンキの臭いがしなくなった部屋で久しぶりに心から楽しく祝うことができた。

 

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そんな年末、プケコのつがいが1羽の子プケコを連れていたのを見たとき何だかうれしかった。

 

※主に写真を使って動画を作成してみました。

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birds here and there 🦆🕊🦜2019 Summer! 2019年12月ごろの日常に見られる鳥たちの記録@ニュージーランド オークランド 在来種プケコPukekoも登場します!

 

 

新年の抱負

 

何も考えず荷物まとめて子連れでニュージーランドにやって来た私は、いろんな人たちに助けられてきた。必要なときに相談できる場所があり、話を聞いてくれる人たちが居た。あとは愚直に自分が今できることをやってきた。今年こそは皆さんの役に立ちたい、世の中のためになるようになりたい。心からそう願った。

ニュージーランド政府からの社会保障手当も、できることなら受給せず生活が成り立つように、自立した生活を送れるようになりたい。

 

2020年前半は今までにない時間の流れ方

 

年始はシラミんのうれしくない登場もあった。シラミんと判明してからというもの、ペンキの臭いから解放された空間を自由に使うことは、シラミん除去対象エリアを拡げることになる。立入禁止区域を設けた。といっても毎日の清掃は欠かせない。下手に広すぎると清掃が本当に大変だ。毎日私何やってるんだろ状態。洗濯や風呂での対策も欠かせない。シラミんははっきりと目に見える大きさならよいのに(本当は目視できるものなんだろうけど)姿は確認できずとも頭皮などのかゆみは相当なものだった。痛みよりかゆみの方が辛いこともあるかもしれない。生活の質を左右してしまうシラミん、恐るべし。


と精進しているこの日々をブログに綴ったら、どなたかの役に立つのかなとブログを始めた。すぐにネタ切れになるかもしれないと心配していたが、意外と書きたいことが次々に浮上、これには自分でも驚いた。それまでは子どもの写真ばかりだったスマートフォンも、それまで見て素通りしていたものが心に留まり、写真や動画に収めることになった。 

 

ブログ楽しいかも!と思っていた3月、御多分に漏れず?ニュージーランドにもコロナんが上陸。これでウチはシラミんとコロナん両方の対策を施すことになるとは思わなかった。

シラミんで訓練していたから、目に見えないコロナんを想像して対策するのにストレスはそれほど感じなかった。ただロックダウン期間中は散歩に外に出ることはあっても、自由な移動が制限されていたから、気持ちが窮屈であったのは確かだ。

ニュージーランド政府の言う、手洗いとソーシャルディスタンス、調子が良くないときは外出しない、というようなことが本当に効果があるのかという疑念のもと、更にマスクも取り入れてみたが、政府の呼びかけや徹底的なキャンペーンの実施など、当初の予想に反して国内のコロナんは早く終息したようである。薄いオゾン層を突き抜けてこの国に到達する太陽光、紫外線、またはそれに打ち勝ちこの国に既存するバイ菌やウイルスといった類が、コロナんを寄せ付けなかったのかなというのが素人の見解である。

 

コロナんが管理される状況になった今、皆、コロナ前の生活に戻ろうとしていそがしい。

ロックダウン中のことは後で振り返って良い思い出になると思う。と書きながら、現状ロックダウンの大変さを忘れつつあるかもしれないと気づく。

初めてのこと続きの中で、いろんな模索があり、葛藤もあった。弱音を吐きたい場面もあったと記憶している。

コトに真正面に向き合えば、無駄になることは何一つないはず。ロックダウンの経験はこれからの生活に役立っていく。

そしてコトの重大さにひるむことなく、客観的に物事を捉えようとしていた自分も居た。ブログを始めて良かったと改めて思ったのだった。

 

まとまりがないですが、このシリーズはここまでとして、次回はまた一つのことに焦点を絞った文章をアップしたいと思います。1、2、3と読み続けてくださった方ありがとうございました。

またどうぞ、くもりときどきななばあばブログにお寄りくださいませ。

 

※こちらは2020年3月から6月までの野鳥などの写真や動画を使ってYouTube用に編集してみました。

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birds here and there 🕊🦚🦜 2020 March-June2020年3月から6月にかけてのローカルな鳥たちの記録@ニュージーランド オークランド  プケコ母さんの決断!?